こんにちは
10月も終わりにさしかかり、良い天気が続きますが、いつまでこの天気が続くかなぁと冬の気配も感じるようになった今日この頃。
気が早いかもしれませんが、来年度のこととかも少しずつ考えシミュレーションを繰り返しています。
先週から我が家にマカオからの研修生キティちゃんが来ています。
近くなのに知っているようで知らないマカオ。
マカオで小学校の先生(英語)をしていた彼女。
サドベリーにもたまに来てくれています。
子どもたちと時間を過ごしたり、僕がリクエストして英語の時間を開いてくれたり。
「hello」「thank you」「please」「sorry」の4単語のジェスチャーゲームをしているところ。
2日くらいやってもらいましたが、「初めて英語喋ったぁ~」「楽しかったぁ」と声に出して伝えてくれる子どももいて、良い刺激になったかなぁと感じています。
空間って大事だなぁと思っていて、「多様性」も1つのキーワードだと思っています。
異年齢交流もとても素晴らしいことだと感じていますし、異文化交流もとても刺激的なことだと思っています。
今はこのように単発での異文化交流になってしまうかもしれませんが、数年後には色々な国籍の子どもや大人がいたら楽しいだろうなぁと目論んでいます。
ぞろぞろ ぞろぞろ
ホントになんだか賑やかです。
帰りも、歩いて山郷駅まで帰る子どもたちの姿が自然と見られるようになってとても喜ばしいことだと感じています。
基地作りは子どもたちの永遠のテーマです。
去年度から新田に上がってきては秘密基地を作り続けるHtくん。
今回の秘密基地の場所はここ(秘密なので言えません)に狙いを定めたみたいです。
「家を作れるようになる!」というのが彼の目標の1つのようです。
女の子たちも触発されたのか、別の場所で基地作りを始めました。
女の子は基地作りが楽しいのか、基地作りしながらのお喋りが楽しいのか。
何にせよ楽しそうです。
男の子たちの基地は素晴らしい速さで出来上がってきています。
土曜日にHtくんはホームセンターへ材料の買出しに出かけたようです。
自分でお金を出して材料を準備してとなると、モノへの扱いも変わってきますし、気持ちの持ちようも変わってきます。
子どもだからお金もそれほどないだろうに、それでも買ってきて基地を作る。その姿勢はとても立派だなぁと思って見ています。
材料のほとんどは廃材。
それを自分たちで考えて組み立てていく。
何にせよすごい集中力で、1日一生懸命取り組んでいます。
この基地を見て思うところはたくさんありますが、「じゃあ基地を作ってみよう。」と僕が言って子どもたちにやらせてもここまで「主体的に」「集中して」取り組めないだろうということです。
やりたいと思った時がその時
学びたいと思った時がその時
すごいパワーを発揮しています。
男の子たちはみんな誇らしげな顔をしています。
特にHtくんの顔は自信と満足感に満ちています。
そんな顔に出会えるだけで僕は幸せな気持ちになります。
「あぁ 良かったな」と。
Hmくんもマッチ一本で上手に火を熾せるようになりました。
飽きもせずに何時間も何時間も火のお世話をするHmくんとSsくん。
ここは子どもの満足げな顔と、子ども時間に溢れています。