インターンシップ生からのお手紙

IMG_20240122_110921
LINEで送る

先日、大学生の方が2日間インターンシップをしてくれました。
有難うございました。インターンシップをしてくれたMさんのお手紙をご紹介します。

2日間、お忙しい中大変お世話になりました。

貴法人では、子ども達の主体性を大事にされているということは事前に伺っていましたが、その部分に関して特に印象的だった出来事がありました。それは、事前に予約を取っていた体育館と他の用事が被り、体育館をどうするかという話になった際、スタッフさんがとても自然な形で子供たちにどうしたいかを聞き、子供たちもきちんと自らの意見と理由を言っていたことです。

通常、小学校等ではおそらく先生同士で話し合い、子供たちは行きたいだろう、という想像や、プログラム的に行かなくてはならないという義務等々によって勝手に決まってしまうことが多いと思うが、貴法人ではきちんと子供たちの意見を聞くということを自然にされていてすごいなと感じました。

加えて、掃除の時間では、低学年の男子が掃除の時間になった時に、大きな声でみんなに呼びかけ、自分よりも大きな掃除機を持って、率先的に掃除している姿が印象的でした。また、高学年の女子は先述した男の子の様子を見て自ら手伝う様子もあり、遊んでいるときは各々でカードやゲームをするなど、一見バラバラで活動している様な感じでしたが、きちんとみんなで動くときは動くという、切り替えとまとまりがあり驚きました。ここも普通の小学校のクラスにはない部分だと感じました。

また、今回のインターンシップを通じて、新サ会の運営方法が当番制になっていることを知りました。実際、低学年の男子は中々集中力が続きづらく、高学年の女子が司会や発表者の役割を担っていたため、当番制で男女が混ざることで、適切に会を進行できるようになっているのだなと思いました。

ただ、女子側も元々はあまり積極的でなかったらしく、やはり小さな時からこういった活動を経験することで成長しているのだなとも感じました。

基礎学力に関しては「スマイル」という別の施設と連携することで対応されていることもこの期間を通じて知ることができました。

スマートフォンの普及により入ってくる情報が増えた今、子ども1人1人の考え方も多様になっていると感じました。そのためこういった施設が1人でも多くの子供たちにとって新たな居場所になるために、早期にフリースクールとして認定され、普及していかなければならないなと感じました。

2日間という期間でしたが、様々な学びや気付きを得られました、本当にありがとうございました。

改めて、2日間大変お世話になりました。

※スクールでは、いつでもインターンシップを募集しています。
お気軽にご相談下さい。詳しくは↓こちらをご確認ください。
http://shindensudbury.org/staffprogram