こんにちは
土曜日
去年の土曜日クラスだったAtくんのお母さんが夕方迎えに来て、「人数が多いとダイナミックになりますね。」との一言。
やっぱり人数って大事。
色々なところで色々な活動。
色々な嬉しいことや、気付きや、時に葛藤、悩み・・・。
この土曜日もそんな感じ。
おとなは一歩引いたところから、ゆっくりと子どもたち(子ども時間)を見ているときが多い。
10時前
「昼から雨が降るから今のうちに田んぼ行って田植えしようよ。」
お昼過ぎからボチボチ声かけて田植えしようかと思っていた僕ですが、Mpくんが根気よく僕に声をかけてきます。
田植えをしたがっていたAoちゃんはまだ来ていませんでしたが、さえちゃんに田植えしている旨の伝言をお願いして田んぼに向かうことに。
奄美からの体験の方への対応もさえちゃんにお願いしました。
(今週は埼玉と奄美と米子から。来週は福岡から。ありがたいことに注目いただいています。)
Mpくんが「行く」と言ったら、僕も僕も・・・とゾロゾロとやってきました。
すぐに田んぼというわけではなく、なんとなく自転車で走り下りてみたり、そとで談笑したり、カエルやヘビを見つけてみたり・・・。
それでも、まぁやってみるか・・・と裸足で田んぼに入る男の子たちと遅れてやってきたAoちゃん。
裸足の感覚が気持ちいいです。
田植えしてみる子ども。隣の畑の作物に水やりしてみる子ども。脇から見ている子ども。
やっていて思いますが、農作業ってあまり子どもにとってはキャッチーではなく、割とすぐに満足して次の活動へ移っていきます。
個人差ももちろんあるでしょうが、そんな感じです。
でも、身近に作物生産の現場があり触れることは大事なことだろうとは思いますので、細々とでも続けていきたいと思っています。
(「自分でやっている感」を持ちながらすることがポイントかなと思いますので、準備だけはしておこうと思っています。)
カードってどの時代も男の子たちの心を鷲掴みにするのでしょうか。
木曜日1晩新田の山で過ごしたワンチの体にはダニがたくさんとのこと。
一生懸命ダニ取りする光景。
連日暑い日が続きます。
近くに名水が流れているのは本当にありがたい。
自然は素晴らしい。
珍しく僕の写真。(実家のお父さんお母さん、僕は元気です。)
すっかり日に焼けました。
そしてすっかり夏のような恰好。
下に兄弟のいる子は小さい子の扱いが上手です。
Mkちゃんは特に上手。
そうそう、三菱電器の社員が見えないなと思っていたら西村山へ秘密基地を作りに行っていたみたいです。
活動の幅が広くて素晴らしい。
電波塔を新しく設置しに行っていたとか。
西村山での三菱電器の活動が気になるみたいで、「スパイ」に行くHtくん率いるメンバーたち。
(Skくんは午前中一緒に基地を作っていたのに、午後には「スパイ」チームに入っていて、三菱電器社長から怒られていました。笑)
良くある光景。
縄張り抗争
1歩引いたところで見ている僕からしたら微笑ましいことでも、当事者にしてみたら必死で、一生懸命秘密基地を守ろうとしたり、秘密基地を暴こうとしたりしていました。
一触即発な雰囲気
こんだけ広いフィールドなんだから、もっとそれぞれが自由に伸び伸びとしたら良いと思うのだけれど、他の子(グループ)の事が気になってしまうんですね。
結局「スパイ」チームも自分たちの基地を作ろうということで、離れ離れになったところで僕は放っておくことにしました。
いったい西村山のどこにどんな秘密基地があるのでしょうか?笑
これはちょっと・・・と思った写真
汽車で両替して10円玉を集めている(?)Skくんが490円分のパンを10円玉で支払っていました。
僕もその場にいたので、「それはちょっと・・・」とたしなめたり、パン屋さんに代わりに謝ったりしたのですが、パン屋のお兄さんも「いいよ いいよ 同じお金なんだし。」と。
聞くと前回もどうも10円玉でお買い物しているようでした。
Skくん面白い。
(書いていて思い出しましたが、僕も2000円札でお買い物するのが好きだった時期があります。)
そんな こんな
とてもとてもたくさんの物語や子どもの心の動きなんかがあって書き記すことは困難ですが、ちょっとずつ上手に表現していけたらと思っています。
毎日毎日 ハッピーではないと思います。
友達とケンカして後味の悪さを味わったり、なんとなく自分を表現する場を見つけれずお兄さんお姉さんにくっついていく時間だったり、手持ち無沙汰な時間だったり。
でもそんな時間さえもきっと貴重な時間なんだろうと思います。
新田サドベリーが子どもたちに何かしらを沈澱させていく場になっていったら良いなと願っているし、そしていつか沈澱されていったものがちょっとずつ表出していくようなことがあったら嬉しく思います。
そんな場に関わらせてもらうことが出来て僕もとても嬉しいです。
毎日毎日が学びです。
子どもたちにとってもそうであったら嬉しいです。
それでは