長い連休を各々に過ごし、久しぶりの登校。やはり仲間と過ごす日常はとても楽しげです。
何度となくやってきていた寒の戻りもすっかりどこかへ行き、薪ストーブなしでも大丈夫な日がちらりちらりと出てきました。
拠点としているロッジの周りも、芽吹きの季節です。
個人的な話で恐縮なのですが、わたしは智頭に住まい始めてまだ半年余り。それでもスクールのあるここ、新田の環境には、深呼吸したくなるような四季折々の豊かさがあるなぁと 感じています。
GW前には、初めてのつくし採りをして初めてのつくし料理を作り、春を味わう子もありました。
よもぎを天ぷらにして食べたいから作り方を教えて、と摘んでもってくる子もいました。
今日、ロッジの周りをぐるっと環境点検がてら散策するだけでも、さまざま春に出会います。
向こうの畑に小さく見えるトラクターを操っているのは、今年度新たに始動した畑チームが、苗を植える準備にかかっているところです。
玄関前には、かわいい花を咲かせている町花・どうだん。
この週末には、町の中心部で『どうだん祭り』も開催されます。
その会場に、やりたい!と手をあげた仲間で 出店する計画も 着々と進行中です。(新田サドベリースクールは、NPOグループ 森のようちえんまるたんぼう・空の下 すぎぼっくり と一緒にブースを出します)
どうだん祭りチームのメンバー、お小遣い稼ぎに個人出店する商品を制作中。
さらに、スクールの運営収入の一助になればとチームでワッフルの販売も予定しています。
山々の新緑がまぶしいくらい鮮やかな風景をバックに、スクールのなかも春の陽気に誘われてか さまざまな動きが始まっています。
【文・スタッフ 松本 雅子】