それぞれの日々と可能性と

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日々過ごしていると、色々な時期がある。個人的に「いいなー」「たのしいなー」と思えるような時期、「ひまだなー」「つまらないなー」という時期。

全体として盛り上がって色々なことに精力的にチャレンジしていったり、集団での活動が活発になったり、逆になんとなく停滞感を感じる時期。

ホントに色々。

この前の水曜日は「体育館へ行く!」っていう生徒が11名。

久しぶりに大人数でワイワイと過ごす水曜日でした。

Yくんも初めて体育館へ参加してみたり、Kyちゃんも初めて氷オニに参加するといって参加してみたり。

観察の時期から実践に移る瞬間っていうのはあって、そのタイミングに立ち会えた時になんだかとても嬉しく感じます。

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「出来ないなぁ」「苦手だなぁ」と感じていることに挑戦している姿を見るのもなんだかとても嬉しいです。

Srちゃんは逆立ちが出来ないけれど、どうしたら出来るようになるのか、友達の逆立ちをする様子を見ていてチャレンジする気になったようで、体育館で逆立ち講座がもたれていました。

(鉄棒では逆上がり講座が開かれていたり。)

出来る子が出来ない子を教えたり、時に年下の子が年上の子に教えてもらったりする光景もあります。

自分の出来ないこと、苦手な事を認め受け入れ、それを克服したいと思ったときに素直にそれに向き合う。それは生徒それぞれが持っているもので、相手が得意な事苦手な事をまるっと認めることは、自分が得意な事苦手な事を相手にまるっと認めてもらうことに繋がっていく。

人それぞれなんだなということを肌感覚で感じ、相手を受容していく。自分の弱さを一見無防備にさらけ出しているように見られるが、それが自然と出来るというのは場が生徒たちにもたらしている場に対する安心感のようなものなのかもしれない。

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またまたマインクラフト熱も一部で高まっているようで、それぞれにフィールドを作り、色々聞きながらそれぞれのフィールド作成に取り組んでいます。

僕自身はプレイしたことがほとんどないので、詳しいことは分かりませんが、自分の想像力を自由に気軽にそこの世界で表現できるのが面白いのでしょうか。組み合わせとか、工夫の仕方も豊富にあって、友達同士で色々と情報交換をしている姿を見ていてとても頼もしく感じたりもします。考えられることがとてもたくさんあって、表現の仕方もとても豊富にあるんだと思います。

さすがに世界の多くの人を虜にしているゲームだけありますね。

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それぞれのメンバーの気が向いたときに畑にも繰り出して、大豆とサツマイモを栽培しています。

今は草の管理に悪戦苦闘している様です。

たかがサツマイモと大豆、されどサツマイモと大豆

でしょうか。

作物を作るのって割と大変。

(マイクラのように思ったように気軽には出来ません。)

畑チームは自分たちで予定を立てて、主体的に自主的に作物栽培に取り組んでいます。

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僕も一緒に行けるときは一緒に行って、作業を一緒にしています。

大豆も直播したものと、プランターで播種したものと。

今はプランターで育ったものを畑に定植しています。

上手に収穫までこぎつけたら良いですが、どうなるでしょうか。

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韓国語の勉強の方も再び動き出しそうです。

地域の先生にコンタクトを取って来週から週に1回教えてもらえるようにやりとりをしていました。

それとは他に、「週に2回さとちゃんに勉強を教えてもらいたい」とSrちゃんを中心にグループが動いていて、そちらも来週からスタートしそうです。

そろそろ夏休み突入ですが、色々な動きがあって面白いです。

男子や年少グループは仲間が増えてなんだか活気良く毎日過ごしている様子が伝わってきます。

年長グループは自分がここで何をしたいのか、思案してじっくり行動している姿が見受けられます。

その子の年齢、ここで過ごした期間など色々な要素が絡み合って、その子その子に応じた過ごし方がここにあります。

「あんなことがしたい」「こんなことは出来るかな?」

それぞれの想い、可能性に存分に向き合い挑戦していく日々を応援しています。

(文 長谷洋介)