9月に入り新田サドベリースクールも新学期がスタートしました。
テレビやメディアでは夏休みがあけるこの時期に児童・生徒の自殺が一番多いというような報道を目にします。
とても悲しいことだと思いますし、大きな社会問題として関係する人たち全員で意識し、このようなケースが1つでも減っていくことを切に願います。
新田サドベリースクールでは9月2日(月)から全員元気よく登校し、相変わらず楽しく過ごしています。
「待ってましたー。」と夏休みあけるのを心待ちにしていた子もいれば、「家でダラダラ、ゴロゴロするのも良かったよ。」という声もあったり、「○○へ旅行へいった。」話だったり、それぞれの夏休みを過ごしていたようです。
夏休みも良し
日々のスクールでの生活も良し
毎日楽しい!OK!みたいな感じで過ごせたら良いですね。
ヒヨコチーム(ヒヨコを購入して主にお世話したり可愛がるチーム)も夏休み明けのヒヨコとの対面を心待ちにしていました。
早速、「外に散歩」と言って、毎朝決まった時間外に連れ出しては、草をついばむ様子だったり虫を捕まえて食べる様子なんかを観察したり、遠くの茂みに入っていかないように見守ったりして共に時間を過ごしていました。
ヒヨコたちも外の広い空間に開放されて気持ちよさそうに嬉しそうに外を歩き回っていたのが印象的でした。
ただ、数日経った木曜日の朝、Hちゃんが「ひよこがいない!」と言ってきました。
どうも前日小さな扉を閉めそこなったまま帰宅し、そこの扉からヒヨコたちは外に飛び出して行ってしまったようでした。
朝登校するや否や全員で辺りを捜索。
「出ておいでー。」
「あっちで声がした。」
なんて声掛けながら、捜索、久しぶりに生徒全員で一丸となって捜索活動が展開されました。
近くの小屋で獣に襲撃されたようなヒヨコの死骸が1羽見つかりました。
残りの6羽はどこかにまだいるかもしれないと2時間くらい辺りを探しましたが、結局見つからず、ひょっこり出てくるかもしれないという淡い期待を抱きながら過ごしていましたが、今もまだ出てきません。
甲斐甲斐しくお世話していたグループは、昨日の新サ会で「ひよこを再度飼いたい」と提案。
具体的な金額や、方法や、飼育方法がまだ詰められていなかったので、再度提案するということになりましたが、再度ニワトリの飼育に挑戦していくことになるのでしょうか。
4か月間飼育してみて、色々な課題であったり、感触だったり、難しさだったり、を掴んだ中で今後どうしていくのか、見守っていきたいと思います。
今ある小屋だけではなく、新たに小屋も建ててみたいそうです。
どこまでどうしていきたいのか。
想いがあるところに道は拓けていくかとは思いますが、どの程度のどの様な思いなのか、今後とも動向が楽しみです。