スタッフは基本2名です。
一緒にスタッフをしているまさちゃんと一緒に「生徒の主体性を大切にする。」をキーワードに生徒の中から湧き出てくるものを待つように心がけています。
生徒たちはそれぞれに思い思いの時間を過ごします。
ごっこ遊び・マインクラフト・ダンス・外で鬼ごっこ・ボードゲーム・スイッチ・DS・ブランコ・秘密基地・高所からの飛び降り・畑・youtube・勉強・アプリ制作などなど
そんな日常が流れていますが、ふとしたときに非日常の風が吹いたりします。
前述のひよこの全滅もそうかもしれませんが、水曜日に「まるたんぼう」から「西村山にキイロスズメバチが巣を作っているから、ハチの駆除のが出来る知り合いがいたら紹介してほしい」と連絡があり、サドベリーにも何回か講師として来てくださっている蜂捕り師のふくちゃんに取りに来てもらいました。
生徒たちは駆除の現場に同行しませんでしたが、さすがに手早く巣をとってくださり、お土産にハチの子をもらいました。
「ガリガリと音を立てている幼虫は「お腹が空いたよ~」って言っているんだよ。」
「エサをあげると(幼虫を小さくちぎって口元に持っていく)口を開けてモグモグするでしょ。そうすると幼虫はお礼に透明の液体を出すんだよ。」
「その透明の液体をもらって成虫は一日の飛行で100キロも飛ぶんだよ。」
なんて普段聞けないような、意識しないような世界を広げてくれたふくちゃん
圧倒的技術と経験
ふくちゃんの周りに子どもたちの輪が出来ました。
「巣の内側から産卵していくから、内側に行けば行く程成長しているんだよ。」
繭をとってみると成長の差が見れて面白かったです。
ハチの子の美味しい食べ方を教わって、お昼に頂きました。
キイロスズメバチの生態について話を聞いたり、幼虫に触れたりと、この日は日常の中に非日常がありました。