最終盤にシカの到来

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身も太り、葉も枯れてきた今日この頃の大豆

試し掘りをしては満足のいくサツマイモを調理しては旨い旨いとメンバーで食べる今日この頃。

先週にいつものように、サツマイモを試し掘りしたり、草取りに出かけた畑メンバー。

そこで異変に気付く。

「あれ?大豆の葉っぱがない!?」

「食べられてる!」

でも、そのときは葉だけが食べられていて、実は無事でした。

「どこから入ってきたんだろう?」

「探してみよう」

とグルっと畑を囲っている柵を点検。

怪しい箇所を見つけては、「ここからくぐっているかもしれない。足跡もあるし。」

というところまで突き止めていました。

「どうする?」

とメンバーで相談。

その日は木曜日、「穴を塞ぐのに、針金とかがあったら良いかも。」

「洋ちゃん、針金とか持ってる?」とKくんとTくん。

「自分ちにはあるけれど、うちの針金を使う?」と聞き返すと、

「サドベリーで相談してスクールで買おうか。自分ちに紐や針金もあるかもしれない。使ってもいいやつがあるかどうか見てこようかな。」とKくんTくん。

そのまま畑で「どうする?」「どうする?」と相談した後に、「今日はもうスクールに帰ろうか」とメンバー4人での会話。

そのまま、怪しい箇所を放置して、スクールへと帰る。

翌日行ってみると、被害はさらに拡大。

昨日まであった豆も食べられている箇所があった。

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せっかく、今までお世話してきた大豆たち。生徒たちはどのような話をして、どのような行動に移すかなと思いながら相談に参加。「ここから入ってきていると思われる個所を塞がないとまた入ってきてしまうかもしれない」という意識を共有しつつも、「じゃあどうしよう」という結論がなかなか出てこない。

僕の家にある針金や紐を使うというのもメンバーの中ではなんか釈然としないみたいで、そういった相談はない。

自分たちの周りにある材料を使って怪しい箇所を塞ぐという行為をすることによって防ぐことの出来るかもしれない被害があまり想像出来ないのか、それとも楽観的にとらえているのか、金曜日も「ま、もう少し様子を見よう。」ということで解散。

「ここを塞いだら良いと思うけど。」という僕の意見もなかなかメンバーには響かない。

週があけて月曜日、Kくんが「サドベリーに麻紐があったからこれ使って穴を塞いでみよう。」とメンバーに提案。

畑に行ってみるとやはり被害が止まっていない。シカの足跡もはっきりと畑に残っている。

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さっそく、メンバーは麻紐をつかって、怪しい箇所を塞ぐ作業に取り掛かる。

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麻紐や畑に置いてあった鉄筋なんかを使って柵を補強する。

「シカの気持ちになって入ってみようか」とKちゃんやTくんが柵をくぐったり、隙間から入ろうとしたりして、シカが入れるか入れないかを点検。

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補強してからはシカの侵入は確認出来ていません。

大豆を土寄せしたりして、「これでまた倒れていたりしたらシカが入ったってことだよね。」なんてメンバーで確認しながら。

あと少し、言い出しっぺでリーダーのKくんは大豆を豆腐にして食べたいという願望があるみたいですが、どうなることでしょうか。

人間よりもシカの数の方が多いとも言われているこの集落。

夏の草との闘い、秋のシカとの闘い。

大豆・サツマイモを作るのにも、なかなかな困難と向き合っています。

文: スタッフ 長谷洋介

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