話し合い

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全体で合意が必要な事(例えばスクールのお金を使って行う活動、購入する備品。例えばいつもと違う遠足などの活動)については話し合いの場を設け、合意形成を図りながらスクールの決定事項としていく。

なので、知らないうちに何かが勝手に決まって・・・ということが無い。

決まったことに関しては根拠があり、それぞれが納得できる理由がある。

丁寧な話し合いの場を要するのでその分手間や時間がかかる。

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「お泊りがしたい!」「海に行きたい!」

直前に物事が決まったり、急な予定変更が苦手な子もいるので、スクールでは「特別な活動の時には2日前までにスクールミーティングで決定する事。」というようなルールもある。

なので、前もって準備することが必要だし、計画的に物事を進めていかなくてはいけない。

それらが上手に出来る子もいれば、まだまだ練習が必要な子もいる。

D4FC7E59-EF1E-481D-B3E1-1C23EE271D64大雨で警報が出て、スクールが臨時休校になってしまったせいで、予定が狂ってということもある。そんなことも含めて全部練習。

大変だけれど、好き嫌いに関わらず一方的に与えられるものと比べたら、得るものももちろんある。

「うまく出来なかった!」という体験は「どうしたら上手く出来るようになるだろう?」という思考の材料になる。

小さな成功体験の積み重ねが自信に繋がる

という話も良く聞くが

失敗は成功の母という言葉もある。

大人(スタッフ)が全部お膳立てしたら、見栄えの良いものも出来るかもしれないが、子どもたちの身体に染み入っていくものという視点で見てみるとどっちがどうだろうか?

私たちスクールの映画が東京での公開が決まった。

それと同時に、地元特別公開として鳥取での上映も計画している。

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8月から夏休みということもあって、結構な頻度で「あーだ こーだ」と議論を重ねる。

「自分たちが本当にしたいことは何なのか?」「どんな上映会にしたいと思っているのか。」

折に触れて、立ち止まってお互いの思いを聞きあうことは大切だ。

主体性。

自分の中から湧き上がってくる想いに応える身体。

心・技・体

スポーツの世界で良く使われる言葉だが、サドベリーで何かをしようと計画することはこの心・技・体を一体にすることが求められるのではないかとふと思った。

なぜそれをするのか

どうしたら上手く出来るのか

身体を動かしながら技を磨いていく。

映画上映もそう

それに伴いスクールパンフレットの刷新グループも動き出している

お泊りがしたい

夏祭りがしたい

海に行きたい

川に行きたい

ここには自分の心と身体と向き合う時間がたくさんあるんじゃないかなと思う。

そして相手の声に耳を傾ける姿勢。

自分はこう思う。

あの人はこう思っているんだな。

そんな毎日を過ごしています。

最近はあっという間に時間が過ぎて、ブログで発信したいこともたくさんあるのですが、気付くと掃除の時間(15時)だったりします。

でも、今日はどうしてもブログを書きたかった。

映画の話、頑張っています。(苦労しながら疲れながら大乗かな?と不安になったりしながら)

子どもも大人も。

相手を尊重しながら形にしていく。

時間がかかる作業だと思うけれど、じっくり丁寧に重ねていきたい。

余裕・ゆとりって大事ですね。

文:スタッフ 長谷洋介

 

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