自分を場に開く

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スタッフとして来年度の抱負を子ども達にプレゼンする機会がありました。nvc(非暴力コミュニケーション)の生命の木を紹介して、皆がそれぞれ自分らしい根を張って 豊かな森を皆で作りたいと伝えたけど。説明が下手だったのか、反応は今ひとつ。
それじゃあと、僕の今の気持ちと希望をダイアログカード※を使って伝えてみた。皆が僕の気持ちを受け取って貰えるか”不安”な気持ち。でも、ちゃんと聴いてもらえてる気がして“嬉しい'”等。沢山の気持ちをカードを選びながら伝えた。
そして、スクールを通してどんな事を願っているのかニーズを伝えた。そうすると、子ども達も一緒になって スクールに願っているニーズを沢山選んで教えてくれた。お互いのニーズを確認しながら、やっぱりそうだよね~とか。そんなニーズが欲しいんだねーと発見や共感が沢山あった。
一人の子が”太郎さんは、スクールの皆のこと好き?”と聞いてきた(スクールメンバーからそんなストレートな質問を、皆の前で受けた初めてだった)ので、”正直腹立つこともあるけど、皆のことは大切に思っているよ”と答えたら、反抗期でよくぶつかってくるその子は嬉しそうに笑顔を返してくれた。
場を信じて場に開いていく行動(doing)と姿勢(being)を通して、自分が安心安全な場の源になる。そのパワーを感じた出来事でした。
※ダイアログカード…自己と他者との対話をサポートするカード。NVC(非暴力コミュニケーション)の考えの元、年齢や性別、国籍を超えて誰もが大切にしたい願い(ニーズ)カードと感情が入っている。
文:スタッフ 澁谷
写真:テルミーをやってたら、面白がって一緒にやってくれるNくん