暑い日が続きますね。
サドベリーが終わって「下界」に降りていくとよく人から「今日は暑かったねぇ・・・。新田は涼しかった?」
って聞かれます。
新田は爽やかです。
子どもたち(特に女の子たち)は最近はせっせと川へ行って過ごしています。
川遊びすると寒いくらいです。
最初の頃は私服で行って、足をちゃぷちゃぷするくらいでしたが、最近は水着やゴーグルなんかも持参、そしてお弁当も下へ持っていって、朝来てから夕方掃除の時間までガッツリと川で過ごす子たちも。
天然のヤマメが何匹も泳いでいたり、カジカやムツゴなど色々な魚たちが泳いでいるのを観察したり捕まえようとしたり・・・。
川砂でエステごっこしたり、飛び込んでみたり。
去年は男子が4月から川で良く遊んでいたけれど、今年は7月に入ってから女子が大いにこの川で楽しませてもらっています。
「Hくんがここから飛び込んでいた。」とか去年のその男子の遊びを覚えていてそれを実践してみたり。
なんとなく遊びも伝承されていて、なんだか文化や歴史なんかを感じたりもします。
冷たい水温、岩陰に隠れる魚を手を伸ばして捕ろうとするときに感じる岩苔の匂いや水の味
五感に訴えかけてくるその感じはいつまでも体内の記憶として沈殿されていくのではないでしょうか。
石を積んで魚の家を作ってあげたり、ざるで魚を捕まえて観察して逃がしてあげたり
ちょっと歩いたところにこれだけ豊かな環境があるというのは素晴らしいことです。
川に入って冷めた体を大きな石に寝ころびながら日向ぼっこするのもとても気持ちの良いことですし、木陰で川のせせらぎを聴きながら友達とご飯を食べるのも至福の時間です。
去年行って楽しかったフロリックシーアドベンチャーパークに今年も行こうと計画していましたが、準備が遅れているらしく、今年度は間に合いませんでした。(夏休み突入後にオープンだそうです。)
代わりにフロリック無しで海遠足へ行ってきました。
去年行って良かった熊井浜。
当日8時半に智頭駅に集合したときは微妙な天気模様で、みんなでどうするか相談したときも全員一致で「どうなるか分からないけれどせっかくだから海へ行ってみよう。」ということになりました。
来たら来たで、雨にも降られず、カンカン照りでもなく、良い環境で海水浴出来ました。
到着してすぐに海に子どもたちと一緒に行ったので写真が少ないですが・・・。
(防水のカメラがやっぱり欲しい!)
存分に海で遊んだあとは、お弁当を食べたり、おやつを食べたりしてまったりと過ごしました。
Iちゃんの持ってきてくれたブルーベリーは大変美味でございました。みんなにブルーベリーを振る舞うIちゃん。
海水浴のあとは、そのままみんなで新田に帰りお泊り会。
家から持参した野菜とお米、途中で買ったカレールーとめんつゆで、このお泊り会のメニューはカレーと素麺でした。
だんだんと定着してきた自炊。
自炊することによってお金の節約にもなりますね。
Hくんが率先して、みんなのお米を集めて野菜を切ってカレー作りしてくれました。
海水浴後に帰りの車中で「この後お泊りだなんて最高だなぁ!」という話し声も聞こえてきたり。
本当に満足した毎日を過ごしている子どもたちです。
週末になるのが、寂しくて、月曜の朝は「やったー。」と言って目覚める生活。
そろそろ夏休みですが、「夏休み長すぎるわー。」という声も聞こえてきたり。
でも、「夏休みは東京で過ごす!」「私は北海道!」など夏休みは夏休みでそれぞれ計画を立てて有意義な時間を送る感じです。
毎日、安心感の中時間を過ごし、ワクワクと刺激が適度にあって、あー良い時間だなぁと思います。
毎日スタッフとして関わっていて、僕自身も学びや気付きの多い日々で、まだまだ人間として伸びていてきたい伸びしろ(実現させていきたい生活のイメージを膨らませながら)を感じながら過ごせることに至高の喜びを感じています。
とてもとてもチャレンジングですが、とてもとても楽しい日々です。
来週からは夏休みに入った子どもたち8人ほどが新田サドベリーを体験に来てくれます。
ちょっとずつ仲間を増やしながら、ここからまた良い場所を皆で構築していけたら最高です。
日々の新田サドベリーも楽しみ、夏休みも楽しみ。
深い幸せ(deep happiness)をそれぞれ探求しながら在りたいものです。