先週の木曜日でした。
川から戻って2階に上がろうとすると、手すりがガクっと外れる・・・。
あれ?金具のところが折れている?!
近くにいた女の子たちに聞いてみる?「知らな~い」「知らな~い」という返事。
2階のロフトでゲームしていた男の子たち1人1人にも声をかけてみるが同様の答え・・・。
Kくんに聞いてみると「あっ」みたいな顔をして「折っちゃった・・・」との返事。
顔にはやっちまったという反省の色。
ちょっと話を聞かせてと切り出すと、「✖でしょ。✖でいいよ。」とか、近くにいたYちゃんが「はやく洋ちゃんに謝りなよ。」と言う。
僕は「そうじゃないよ。別に謝ってほしいわけでも無いし、Kくんに✖をつけてはい終わりっていうことではないんだ。」
と話始める。
階段の手すりという、全体に関わるものの破損について、どうしてそのような事が起きて、それに対してどうしたら良いか、本人含め全体で建設的に考えていかないといけないということを説明。
「先生」に謝って終わり。ペナルティーを受けて終わり。という短絡的なものにしてはいけないと強く思う。
Kくんと相談して、「スクールのものを大切に扱う」というルールに違反したということで、朝の会が終わってから行われる「相談員(子ども2人・大人1人)との相談部屋」で相談するということにしました。
そこで当事者で話し合った結果、Kくんも同意の上「週末休みの日に洋ちゃんに手すりの金具を買ってきてもらう。洋ちゃんが出勤する火曜日に一緒に直す。」という風に決まりました。
そこで直しているのが上の写真。
自分でインパクトドライバーを使いながら金具を取り外し、新しいものを取り付けます。
小さい子も興味津々。Kくんはこんなことも出来るんだぁ、と尊敬のまなざしでした。
Kくんも無事に直った手すりに満足げでした。
自治が進んできて、むやみな破壊行動などが大変減ってきたことにすごく満足しています。
どんどんとスクールが自分事になってきています。
昨日もロフトの余った材料について使っても良いかとHくんが「しんさ会」で提案。
勝手に使うことなく、みんなの合意を得て、余った材料を自分のモノにしていました。
夏休み中の子どもたちが多数体験に来てくれていて賑やかに過ごしています。
普段年齢が下の子たちが、自分たちよりも下の子たちが合流することによって、ちょっとお姉さんぶることが出来て嬉しそうです。
色々な活動がその空間で生まれて、それぞれが居心地良いと思える場所で色々な活動をしていました。
人数が多いって良いな。
日曜日の環境整備の日に準備していた、ロフトのネット部分の床をはめてみました。
子どもたちも大喜びで手伝う様が見ていて気持ちよかったです。
サミーさんが板1枚1枚に番号をルーターで削っていくのを面白そうに見ていた子どもたち。
「やってみる?」と声をかけると
「いや、いい。見ているだけで気持ちいいから。」だそうです。
Hくんもせっせと床張りを手伝っていました。
ビス止めすることなく、取り外し式。
夏はネット、冬は床
みたいになるのでしょうか。どうでしょうか。
こんな空間がちょっとした人気だったりします。 笑