私たちは今のところ公的な補助を受けられずに、生徒・スタッフ・保護者・応援者など手作りでスクール活動を展開しています。
11月に入り、葉っぱが落ち始めたり、山が紅葉し始めたり、秋を感じ、そして同時に肌寒くなってきました。
リビングスペースのコタツが最近の生徒たちのお気に入りの場所で、よくホームセンターなどで売っている小さな四角のコタツにギューギューになりながら過ごしていました。
「もっと大きなコタツがだったら良いのになぁ。」なんて声も漏れ聞こえてきます。
月曜日は太郎さんが現場に入る日です。この日も、リビングのコタツに人が集まります。
「もっと大きいコタツ探してみようか?」
太郎さんはリサイクル・リユースの達人で、人がいらなくなったものを貰い受けたり、自分が使わなくなったものを人に譲ったりすることが達者な能力者です。
話の流れで「どこかで眠っている大きなコタツがあるかどうか呼びかけてみよう!」となり、太郎さんの力を借りて呼びかけてみたところ、八頭町の石井さんから「コタツあるよ!」と早速連絡がありました。
そのコタツは、様々な思い出の詰まった大きなコタツですが、今は使われずに家に眠っていたそうです。
足が1本外れていたりしましたが、ボルト・ナットで補強させてもらい、復活しました。
大きなコタツがリビングに加わり、またこれでこのコタツを囲んで、人狼をしたり(最近ブームが再燃)、ボードゲームをしたり、おしゃべりをしたりと楽しい時間を過ごせそうです。
薪が玄関先に積まれたり、コタツが出動したりとどんどんと冬支度が進んでいます。
冬は冬なりの楽しみがあります。
コタツにみかんの組み合わせは日本の風物詩の1つの様な気もしていますし、幸せの1つの形の様にも感じます。
コタツというアイテムはなんだか良いですね。
石井さんどうもありがとうございます。
石井さんにも写真を送らせてもらったら、「コタツが再び生き返って嬉しい!」とコメントをいただきました。
モノも人も喜ぶそんなことって素敵です。
大事に使わせていただきます。
文:スタッフ 長谷洋介