映画の感想

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映画上映当日、会場にてたくさんの人が感想を書いてくださいました。

いくつかこの場を借りて紹介させていただきます。

多くの人たちがこの映画に触れ、子どもたちの学びや育ちの環境について思いを馳せてくれることを願っています。

(文:スタッフ 長谷洋介)

 

・私は小学校から高校まで公立の学校に通っていましたが、いつからか先生や親に褒められることだけを考えて生きてきたように思います。自分の思いよりも、相手にどう思われるかということを意識しながら生きてきて、相手に認められることで自分の価値を見出していました。でも今日サドベリースクールの話を聞いて、自分のことは自分で決める、じゃなきゃ人生が輝かないと思いました。知らず知らずのうちに自分の意思を殺して生きてきた私にとってすごく魅力的でもっと早く出会いたかった学校でした。

・本当の学びとは何かを考えさせられました。義務教育だから行きたくない日も行かないといけないと思って、小・中と学校に通っていましたが、サドベリースクールのように、自分の本当の思いや考えを押し殺さず、のびのびと生活の中で色々なことを学ぶことのできる場があると知り、もしそういう場所があると知っていれば、行ってみると言う選択肢もありだったと感じました。

・学校とサドベリー。学校に行かなくても、ほかに居場所があることがよく分かった。

・なにが本当に子どものためになるのか?本質を改めて問うてくれる映画でずばらしかったです。色んな捉え方がありますが、これに答えはなく多くの気付きを頂き、メモが止まりませんでした。感謝。

・どんな学校の在り方が良い・悪いはないと思いました。良い・悪いではなく、「子どもがどんな目をして立てているか」につきると思います。素敵でした。

子供たちを信じて見守る。子供たちの可能性を生かして成長してほしいと親として大人として考え思いますが、映画でもスタッフの方々が話していたように、常に葛藤があるなぁと。
理想と現実、あるがままを受け入れたいと思いつつ、そうできないことや、できないことへの罪悪感や後悔や、大人でも親でも子供のように、逆にありのままを認めてほしいと願ってしまったり。
子供をみていてうらやましいと感じたり、自分もこんな場所に行きたかったなとか、子供たちがのびのびと成長する姿や、葛藤しながらも越えていく姿を見て、自分が子供の頃に得られなかったもののさびしさすら感じたりしました。
日々子供たちを通して自分を成長させてもらっている今、子供にとって私にとって何が必要なのか・大切なのかを教えてもらい、気付かせてもらいました。ありがとうございました。

・素晴らしい映画に出会えました。自由って考えることなんだなぁ…と。
私事ながら、大学出て10年接客をし、その後自分の素質(というか本当に心から楽しいと思える事)が技工だと気付き、歯科技工士になりました。メガネ接客時、メガネ加工で技工が好きと気付いたからです。
このサドベリーに私が通えていたら、きっと色々な自由というひき出しから、はやくに技工士になれていただろうなぁと…。いいスクールですね。ありがとうございました。

・良かったです。
学校が辛いと思っている子たちが、学校以外の学びの場を自ら選んで学ぶ楽しさを知ってほしいし、感じて欲しい。笑顔にいやされました。

・あっという間だったし、何度も感動して涙出そうだった。
留学的に1年2年ありだな。
Englishを海外で学ぶより良いもん得れそう。last子どもの紹介もあり良かった。
生の声・親の迷いもありgood。
教育の選択肢があること、あたりまえになってほしい。

・昨年体験をさせていただいて、モヤモヤした気持ちでサドベリーを後にしました。結局、サドベリーに通うことがなかったのですが、“子どもを信じて子どもに任せる”ということを自然とするようになっている自分に今回の映画をみて気がつきました。“大人も悩んでいる”ということは、子どもたちにとって大きな支えになるのではないかと思います。多くの人に見ていただき、子供と一緒に悩むということができる大人が増えるといいなと思います。

・子ども取り巻く大人の姿がステキでした。漢字や英語だって、パソコンを使って変換・翻訳できる今の世の中、学校で学ぶべき事は何か、大人は本気で考え、大人が変わらないといけないと思います。子どもがやりたいことを全力でサポートするのが大人の役目。大人の思い描く子ども像や偏見が無くなればいいなと思います。全国の学校が、子どものペースで過ごせたら、子どもはもっと幸せに学べるのにと思います。この映画を見た人達からそんな輪が広がるといいなと思います。

・私も不登校の子どもたちと一緒に活動するお仕事をさせてもらっています。今の世の中での生きづらさをたくさん抱えていて、私には何をしてあげられるんだろうと、いつも悩みます。
サドベリーのことは、この映画の上映のことを知ったとき、はじめて知りました。自分の子と同じ年代の子たちが、のびのびと過ごしておられて、すごく感動しました。
大人中心の社会から、子どもたちの未来を大切にできる社会になってほしいです。サドベリーの子どもたちの未来、たのしみにしてます。

・智頭にいながら、なかなかよくわからないサドベリーの日々が観られてよかったです。色々な考え・意見があるのだろうけど、町街でみかけたら 声をかけられる私でありたい!!長谷さんのまっすぐさも印象的でうらやましかったり、心配になったりするから。

・スクールの良い場面だけでなく、日々の生活のありのままを表現されていました。そこがとても良かったと思いますし、その上でこれからの学びの在り方がいろいろと 検討されるといいなと思いました。

・多様な“選択肢”があること、それが何よりも大切なのではないかと思います。サドベリーという選択肢のおかげで、多くの生徒・保護者が救われていると思います。今後もその選択肢が無くならないよう私も自分にできる支援を、考えていこうと思います。