昨日の最高気温は27度もあったらしい。
とても暖かな良い天気だった。
Smくんがカエルを捕まえてきて、お家を作ってあげていた。
「カエルはどんなものを食べるんだろう?」
という1つの疑問から図鑑を広げ、捕まえてきたカエルの種類を特定、また特性について読み進めていく姿が見られた。
「知りたい」という想いから、自然と学びというものは生まれ、深まっていく。
1人で図鑑を開いていたら、周りから年上のSnくんとKzくんが寄ってきて、色々と3人で語り合っていた。
自然な学び合い。
見ていて、心地良い。
お昼を食べて、Snくんが「誰か川一緒に行く人?」と声掛け。
みんながその声に賛同する。
この日福井市から体験に来ていたMnちゃんも一緒についていくとのこと、するとSnくんが自分の自己紹介をしたあとに、「何か分からないことがあったり、困った事があったら聞いてね。この赤いパンツが目印だから。」と優しく寄り添っていた。
自然と、そういうことが出来るところが素敵なところだと思った。
良い天気。
新田の親水公園は本当に素敵なところだと思う。
水着を持ってきていたSnくんは率先して川の中へ。
水着を持っていなかったKzくんに自分のスペアの水着を貸してあげていた。
Smくんも家から水着を持って来て、男子3人はまだまだ冷たい川の中へ元気よく飛び込んでは、泳いだり、魚を探したりしていた。
身体が冷えたら甲羅干し。
温まったら川へ、の繰り返し。
気持ちの赴くまま。
GWも近くなってか、5月病か、お休みする子が増えているような印象の今日この頃。
そんな「お休み」をテーマにここ2日くらいみんなで話し合っています。
「みんなにやっぱり来てほしいから、皆勤賞を作ってみたらどうだろうか?」
「お家の事情で休んでしまうこともあるから、それは「用事休み」と呼ぶことにしよう。」
(「ズル休み」と言われることに対する抵抗感だったり。)
「「用事休み」は年間30日までってことにしたらどうだろうか?」
などなど、子どもと大人で色々と話合っています。
「学校」にいかなくちゃという想いがプレッシャーとなって負担に感じる不登校の子の事や、それでも、新田サドベリーでみんなでなるべく一緒に過ごしたいという想いや、好きな時に来て、好きな時に休んでと意識が向いた時にだけ登校で良いのだろうか・・・とか色々なことを考えながら、みんなで話しています。
居心地良く、そして効果的な場所である為に、考えていくことはたくさんあります。