ゆき 雪 0203

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こんにちは

度々言及していましたが、ブログをどのように使っていこうか、どのように折り合いをつけていこうか、というのはやりながら悩んでしまうポイントです。

子どものプライバシーのこと

子どものここでの活動を評価しないという行為(僕というフィルターを通して写真を選んだり、記事を書くことによって僕の評価が滲み出てしまうという観念)

それでも、ここ新田サドベリーで何が起こっているか広く内外に知ってもらうためのツールとしての役割。

色々な想いがぐるぐると回ってしまう時期もありますが、そんな時に先日子ども達含めみんなに僕の想いを聞いてもらいました。

1人でぐるぐるしていてもダメですね。

子ども達の方からも、他の大人スタッフからも

「保護者の方にどんな活動かを知ってもらうのに写真を撮って、ブログに載せたら良いと思う。それが保護者さんの満足感や安心感につながると思う。」

「洋ちゃんの感じていることはそれはそれとして発信したら良いと思う。」

「文章ばっかりはいらない。」

というような言葉をいただきました。

「子どもだから・・・」というようなことはない。

聞いてみたら、子どもなりの応えが返ってくる。

僕含め同じメンバーなのだから、困ったらメンバーに相談してみたら良いんだ。

良いタイミングで相談出来たなと思うし、子ども含めみんながそうやって相談しながら、想いを聞きあいながら集団を形成していけば良いんだと改めて思いました。

ミーティング(朝の会・帰りの会)良いな。

ミーティングを通じてたくさんの要素・雰囲気(空気)が学校に注入されていきます。そういった積み重ねが校風を生み出していくのでしょう。

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来年度からスタッフとして加わる予定のサミーさん。

モノづくり(手作り)がとても上手で色々なものを手を使って生み出していきます。

今回は竹を曲げてかんじきを作ってくれました。

ロープは麻ひもを4つ編みしてつくったものです。

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それを履いていざ!

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自分の背丈ほどもある雪の上をスイスイと忍者のように歩いていきます。大人の僕が追いかけようとしてもズボズボっとはまって歩けません。面白いですね。

かんじきを履いてちょっとそこらを散歩するだけで色々な動物の足跡を発見できます。タヌキ・うさぎ・キツネ・シカ・・・

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雪は良いですね。

割と簡単に自分の思うような形を造形出来て。

大きなかまくらを作りました。

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子ども達は毎日ケラケラと笑いながら楽しそうです。

去年はさんざん雪遊び・そり遊びをしていたHtくんは最近では「雪嫌だなぁ・・・。」なんて言いながらほとんどの時間を室内で過ごしています。

大人の僕としてはせっかくたくさん雪があるから外で雪遊びしたら良いのになんて思ったりしますが、それは僕の(大人の)勝手な価値観なのでしょうね。

最近巷の子ども達に聞く将来就きたい職業アンケートには「youtuber(ユーチューバー)」が上位にランクインするそうですね。

僕の子どもの時代にはもちろん無かった職業です。

ここの子ども達も例に漏れずヒカキンなどのユーチューバーの動画を観たり、高校生が自分たちで撮っているカッコいい動画なんかをyoutubeで観ていたりします。

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Ktくんはお兄さんたちにくっついて動画を観たり、ゲームをしたりする合間にこれでもかというほどベイブレードを回しています。

ひとつひとつのベイの名前を熟知しているのはもちろんのこと、左回りがどうとか、使い込んでくると回転が速くなってとか、回す角度、ベイが走る軌道なんかを細かく細かく研究してやりこんでいます。

よく飽きないなぁと思ったりしますが、まさに「夢中」になって1時間も2時間も、毎日毎日やりこみます。

2人で対戦することももちろんありますが、1人で回して研究している時間も長いです。

好きはものの上手なれですね。

昨日はHtくんのベイも使わせてもらい、たくさんのベイに囲まれてとても幸せそうでした。

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先日の水曜日は、SrちゃんとAdちゃんがしていたかくれんぼにみんなが便乗して大かくれんぼ大会になりました。

そうはいってもそんなに広くは無い一軒家で何回かかくれんぼを繰り返したら隠れるところは限定されていってしまうような場所ですが、たまに「えーっ、よくこんなところ隠れたね」というようなアイディア溢れる隠れ技で家全体がどよめくこともあります。

そのどよめきを求めてみんな一生懸命隠れます。

IMG_6477ただ、散らかっているロッカーのように見えて、Adちゃんが見事に隠れていました。笑

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昨日は節分でしたね。

FB等で色々な地域にたくさん怖い鬼が出没したようでしたが、ここでは優しい鬼が来ました。

AdちゃんとYoちゃんが鬼のお面を段ボールでこしらえてくれました。

目のところに穴をあけなかったら鬼が目見えなくて、弱くなるんじゃないということで、見事鬼役に選ばれた僕は、暗闇の中外の道路を歩き、そして「鬼は外―」の掛け声とともに大量の豆(とついでに雪玉)をぶつけられ、「悪い子はいないかー?」と怖がらせることも満足に出来ずに退散というような、そんな豆まきでした。

ケラケラケラケラと、泣く子ももちろんいずに終始穏やかな豆まきになりましたが、それはそれでも良いかと思いました。

(来年なんかは、よくあるめっちゃ怖い鬼になるのも面白いなとそんな気持ちも芽生えていますが。)

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美味しそうに雪の上に落ちた豆を集めては食べるYoちゃん。

今日はお豆のにおいがするYoちゃんでした。