鳥取市内で見つけた鳥の劇場のチラシ。
ロシアの文豪トルストイの名作「イワンのばか」
トルストイは教育者としての顔もあり、強制を廃し、自主性を重んじる学校を設立し運営したこともある。
とても僕の中で存在感の大きい人物の一人である。
そんな話をスクールで話して、ぜひ鳥取でみんなで観劇したい旨を伝えるとすぐに女の子たちが反応。
結局5人の女の子と僕とで鳥取に行ってきた。
2時からの開演前に、トイザラス・イオン・ダイソーなんかでウィンドウショッピングがしたいということで立ち寄ったが、しばらくすると「お金ないのにプラプラしていてもつまらない。」ということになり、早々に公園へGO!
「ここがお姫様のお城ね!」なんて言いながらさっそくごっこ遊びが始まったり。
鬼ごっこが始まったり。
公園がそこにあって、友達がいるだけでめっちゃ楽しめますね。
お弁当も食べて、あっという間に劇の時間
何が楽しいのかっていうのを色々探りながら人生を楽しむ達人になっていくのかもしれません。
偶然か必然か、この前の遠足と同じメンバーでの今回の遠足。チームワークもあり、ほんとに予定通り、声を掛け合いスムーズに行動します。
鳥の劇場は2年前に招待されて観劇させてもらって以来、スクールで来るのは2回目。今回初めて鳥の劇場に来たという子も数人いました。
廃校になった小学校を改修して、想いのある人たちでコツコツと創り続けている劇場。
鳥取にこんな本格的な劇場があることが素晴らしい。
地域と密着した劇場。色々な人が集まる場所。そしてそこからいろいろなモノが生まれてくる場所。本当に素敵な場所だと思います。
劇自体は休憩を挟んで2時間30分の長丁場でしたが、みんな最後まで熱心に観ていました。
Mちゃんなんかは終わってすぐ「あーっ 面白かった! 洋ちゃんもう一度観に来よ! イワンのばかを!」
というくらい気に入ったみたいで、どの子も「楽しかった」「面白かった」と言っていたので良かった。
同じ2時間30分を過ごすけれど、見るもの、感じるものは人それぞれ。
それでも、普段とは少し違ったところで、普段は接さない人たちと接することは少なからず刺激的な時間だったと思います。
僕も子どもたちと「イワンのばか」を観れて良かったです。
いかに生きるか、みんなで考えていくにはとても面白いテーマだと思います。