昨日は土曜日クラスで津山のプール遠足に行ってきた。
土曜日クラスも子どもたちが提案して何か企画実行するということが散見されるようになってきた。
今回のプール遠足に関しては、毎日クラスに所属し土曜日クラスにもよく来ているAちゃんが提案企画したものだったが、(ウォータースライダーが運営しているのは6月時点では土日だけだったこともあり)その毎日クラスの子たちの発言し実現していく様を傍らで見て感じながら刺激を受け影響されていくこともあるかと思う。
そういった点では、現時点で土曜日クラスと毎日クラスの子どもたちの行き来が自由ということもプラスに働いていることもあるのではないかと感じている。
さて、昨日は毎日クラスから13人、土曜日クラスから8人の参加があり、賑やかに遠足へと旅立っていった。
普段過ごす山の中の環境から抜け出して、どこかにお出かけするということだけでも気分はウキウキするものである。
途中コンビニでお買い物するのもなんだか「非日常」だったりするわけである。
小さい子が駄菓子コーナーで飴などを選ぶ姿もなんだか初々しい。
「朝の会」で遠足に行くにあたっての全体の約束事を確認しあった後は、みんなでワイワイとプールを楽しむ。
身長130cm以上のお兄さん・お姉さんは各自のペースでプールを楽しむ。
(中で写真は撮っていないのでインターネットより。中はこんな感じ)
スライダーをしたり、プールで鬼ごっこをしたり、ジャグジーで「気持ち良い~」と浸かったり。
ちびっこチームは3グループに分かれて、それぞれスタッフと18歳のTちゃんと一緒に流れるプールなどで遊ぶ。
浮輪で連なって遊んだり、こちらもワイワイと楽しそうに過ごす。
50分間に1回訪れる10分休憩では、温かいお風呂に浸かって冷えた体を温めます。
僕はずっとちびっこチームと一緒に過ごしましたが、お兄さんお姉さんチームと一緒にじゃれあう場面もあったり、ちびっこ達はお兄さんお姉さんたちが自由に楽しそうに遊ぶ姿を見て「いいなぁ 早く大きくなりたいなぁ」と言ったり、内心思ったり。
11時50分に一度みんなプールからあがり、約束していた場所でお弁当を広げて食べる。
みんながきちんと約束を守って、誰一人勝手にプールに遊びっぱなしということもなく行動。
大きい子も小さい子もみんなで声をかけあって集合。
当たり前の様かもしれないが、なかなかすごいことだと思う。
だんだんとそういったことが集団としてスムーズに出来るようになってきているように感じている。
昼食後、また2時間弱プールで遊んだ後に着替えて集合。
持ってきたお小遣いでアイスやジュースを買ってくつろぐ姿が見られた。
お小遣いを持ってきていない子や、既に使ってしまった子に対しても、味見と言って一緒に食べていたり、「仲良しだなぁ」「楽しそうだなぁ」と感じる。
帰りの汽車の時間の事もあり、2時30分にプールを出発。
その後ろ姿には一定の満足感がうかがえた。
プールをあとにする際にも「もうちょっと遊びたい!」という声も聞こえてきた。
またもし次企画する際には、汽車を1本遅いものにするとか、そんなアイディアも出てくるかもしれない。
「また来たい!」という声も多く聞かれたので、今後もまた来るかもしれない。
楽しみである。
【番外編(スタッフミーティング)】
週に1日現場に入っているスタッフ、土曜日スタッフ、普段から顔を合わすということが無い組み合わせもあり、月に1回ではあるがスタッフが顔を合わせて普段感じていることなどを話す場も設けている。(その日その日の振り返りはその日のスタッフ間で行ってはいるが。)
このプール遠足の後にその定例のスタッフミーティングがあった。平日と土曜と交互に行っているが、この日は土曜日。
土曜日スタッフのちゃっしーも参加。
色々な話があったがその中でも特に印象的に残ったことをここに書き記しておきたい。
僕(長谷)は平日4日と土曜日に開校当初からスタッフとして関わらせてもらっている。
土曜日クラスに関しては5年目に突入した。
今もいる6年生が2年生の時からだから、今そう思うと感慨深いものがある。
場としての環境であったりも1年目と比べるとホントに変わった。
拠点も変わったし、物も増えたし、雰囲気も変わった。
子どもたちもそれぞれがそれぞれ過ごした時間の分だけ成長し、お兄さんお姉さんになってきている。
僕は平日にもスタッフとして入っているが故に平日で起こっている変化に対して、「あ、これは良いな!土曜日でも提案してみよう。」と提案してみることがある。
ただ、それが土曜日の子たちからしたら「唐突」「なんの前触れもなく」という事は大いにあるのではないかとちゃっしーからの意見があった。
もっと、何かあったときに子どもたち含め一緒に問題を共有し、一緒に悩み、一緒に考え、一緒に喜び、一緒に変化を楽しむ。そんな共有をもっと大事にしていきたいと遅ればせながら大いにそう思った。
先走るのではなく、先を走るにしても、先にある風景を伝えながら、共に歩んでいきたい。
土曜日クラスが週に1回子どもたちが楽しみにしてくる居場所ならばその居場所を一緒に作っていく。
ちゃっしーも一緒に子どもたちともっともっと「遊んでみよう!」
とそう思いました。
まずその場を楽しむ。その場を自分事にする。
僕にとってはまた良い気付きのあるミーティングになりました。
他のスタッフにとっても何かしら実りのある時間になったら良いなと願いながらのスタッフミーティングでした。