この前の土曜日に「土曜日クラスありがとうの会」と題してお楽しみ会を開催しました。
初年度手探りで始めた週末クラスから数えると5年間という年月を過ごしました。
長かったような短かったような
来年度からは「平日クラス」だけになりますが、普段公立の学校に通っている子も学校以外の人間関係が欲しいとかサドベリーの雰囲気をちょっとでも味わいたいというニーズも聞こえてきていますので、そこはまた「平日クラス」が主体となって週末の過ごし方を検討していくことになるかと思っています。
ひとまずこれで一区切り、新たな形で再スタート。
でも、今までの繋がりが切れて終わってしまうのではなくて、新田サドベリースクールが続いていく限りずっとずっと繋がっていくんだろうなと感じています。
そんなこんなですが、最終日は「昼はたこやき!夜は焼肉とハンバーグ!を作って食べて楽しむ!」ということで盛りだくさんな感じで最後は過ごしました。
平日クラスの子も今年度1度でも土曜日クラスに来たことのある人には声をかけて、たくさんの子どもたちが土曜日クラス最後の時間を一緒に過ごすためにやってきてくれました。
ありがたや~
サドベリーにあるタコ焼き器だけでは足りずに各家庭からタコ焼き器を持ち寄ってもらい4台でたこ焼き作り。
作っては食べ、食べては作って
食べては遊び、遊んでは食べて
そんなお昼を過ごしました。
午前中はなんとなくみんなが同じリビングにて過ごしていましたが、だんだんと2回のロフトで今ここで流行の「人狼」ゲームが始まったり
夕方からは夜のバーベキューに向けて火起こし隊が結成されて一生懸命火起こしに挑戦していたり。
「ようちえんの時によくやっていた。」「家でいつも薪ストーブに火をつけてる。」と勇んで取り組んでいましたが、なかなか薪に着火させるのに苦労していました。
「どうしたらいいのかな」いろいろ頭と体をつかって試行している様は見ていて面白いものです。
「ハンバーグを作りたい!」と言っていたチームは室内でせっせとハンバーグ作り
ゆっくりと夜まで仲間と過ごす時間というのはそれだけで何か特別で楽しいものらしいです。
僕個人的には、この声変わりした2人のお兄さんたちが2年生で小さかった頃から鳥取から汽車を乗り継いで毎週通って来てくれたなと思いだすだけで感慨深いものがあります。
今年度の最後は2人とも中学受験で忙しくお休みしていましたが、最後のこの日は駆けつけてくれました。
よく「仲間・時間・空間」3つの間があれば・・・という話をしていましたが、まさにそうだなって感じます。
ワイワイと楽しそうに語らい・肉を食べていました。
人生においてなるべく多くの時間を「楽しいな」と充実感を感じながら過ごしていたいものです。
「人生ってなんだろう」「幸せってなんだろう」そんな事をちょっとでも考える時間って、その人の人生に彩りを与えていく上では大切な時間だと思います。
なんだかバタバタな1日でしたが、それでも5年間時間を過ごしてきたので、最後はみんなと一緒に何か共通の時間を過ごしたいと思い、簡単ではありますが過去の写真を含めてスライドショーを作ってみんなで見ました。
あんなことやこんなこと
色々あったけれど、みんなにとってはどんな場所だったかな
4月からは中学校に進学していくお兄さんたち、「来月から土曜日どうやって過ごそう・・・」と考えている子たち、それぞれの人生は続いていきますが、これからも新田サドベリースクールが今ここに集っている子たちの傍らにあり続けられたらなと思います。
それぞれの子どもたちの幸多き日々を願っています。
楽しみです。
自分の人生の主役は自分
きっと大丈夫
今までの様に毎週会う事はなくなってしまう子もいるけれど再会を楽しみにしています。
末尾になりますが、「土曜日クラス」に今まで関わってくれた人全員に感謝しています。
どうもありがとうございました。そしてこれからもどうぞ新田サドベリースクールをよろしくお願いします。
Love!
【文・長谷洋介】