みなさま こんにちは
web効果&年度末ということでか、たくさんの体験の方が新田に来てくださっています。
昨日も鳥取より3家庭の体験がありました。
興味を持って来ていただけるのはとてもありがたいことだと思っています。
この日のサドベリーメンバーは6人
体験メンバーが7人と、なんと体験の方が子どもが多いという初体験。
久しぶりに賑やかな1日になりました。
鳥取から来た子ども達は新田の雪の量にまず驚いていました。
スキーウェアをそれぞれ着込み、持参した釣竿を使って糸を川に垂らしていました。
雪が積もり始めてから川に下りるのは初めてじゃないかな
真っ白の雪に、青い空
とても良い天気でした。
滑って川におります。
釣りの餌となるカワムシを捕まえるんだと、石の裏を探す妹
ポイントを変えては釣りを頑張るお兄ちゃんたち
やっぱりなかなか釣れません
お兄ちゃんたちは「塩焼き食べてぇ~」って言いながら頑張っていましたが・・・
結構な集中力で感心しました。
なんでもまず挑戦してみるって素晴らしいことだと思います。
11時からはさえちゃんクッキングのはじまり
この日はホットケーキ
女の子たちは台所へと向かっていきました。
サドベリーメンバーはというと、割と内輪で時間を過ごします。
いつも体験に子どもが来ても割と自然に早い段階で交じり合うのですが、この日は数の理論が働いたのでしょうか。
どの段階で交じるかなぁと思って僕は楽しみに見ていました。
ホットケーキが出来て、みんなで食べて、お弁当も食べ終わった頃に、リーダーとSzくんが
「雪合戦モードに」
全員で外に出て、雪合戦が始まりました。(僕もガッツリ参戦してしまったので写真がありません・・・。例によって今肩が痛いです。)
「男子対女子!!」とリーダー
男対女 というのが好きみたいです。 (女の子は小さい子しかいないのに・・・)
女の子チームに僕が入って、いざスタート!
でも、始まってみると、なんとなく自然にサドベリーチーム対体験チームになっていました。笑
地の利を利用して、いつも通り高台に陣地をとって下に投げ下ろすサドベリーチーム
体験チームに「上ずるい!」とか言われながら
「陣地は先にとったもん勝ち」と言いながら容赦なく雪玉を浴びせるサドベリーチーム。
下から雪の壁で隠れながら、徐々に上に向かっていく体験チーム
そして途中で見つかり集中砲火
(あぁ~ 写真でお伝えしたかった。涙)
個人的にその絵は日露戦争時の日本陸軍旅順攻略のときの203高地への特攻の姿に重なりました。
さて、ひとしきり雪合戦で遊んだあと、Akちゃんと体験チームは沢登りへ・・・
「冒険 冒険」と言いながら沢を登って行きます。
これくらいの子どもたちにとっては、結構な冒険に映るのかもしれません。
降り積もった雪が殊更、子どもたちの冒険心をくすぐります。
小さい女の子を気遣いながら
帰り道は「例の」シカさんが死んでいる場所の近く
僕がわざとらしく「何あれ?」と指差すと、意外にも怖がらずに近づく子どもたち。
Mrくんはシカの角が欲しかったらしく、角が取れないかしばらく頑張っていました。
「なんで死んじゃったんだろうね?」みたいな話になったので
「猟師さんが・・・それで野のものが食べて肉が無くなってるんだね。」みたいな話をすると
帰り際に
合掌
こういったことが自然と出来ることは実はちょっと難しいことなんじゃないかとも思った。
初めて新田に来る子が7人いたので、僕は割と体験チームと時間を過ごした。
慣れも大きいのだろうけれど、サドベリーチームは見ていて心配が少ない。
身のこなしもやっぱり違うなぁと感じる。
たとえ週に一回でも積み重なっているものは確かにある。