栗ご飯も良いけれど・・・

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秋晴れの気持ちの良い日でした。

昨日は屋外の焚火台で焚火をしながら焼き栗にして食べるという一場面がありました。

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大量に落ちている栗を拾ってくる人、火の加減を調整する人なんかに分かれながらせっせと栗を焼いて食べていると、周りの子たちも「何をしているの?」とたくさん寄ってきました。DSC_2335秋晴れの爽やかな空気の下、焚火の心地良い温もりと、煙の匂い

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外の皮が焦げるくらいに焼いて、それでもその皮を剥くと、中はふっくらホクホクの栗が顔を出し、口に含むとほっこり秋の香りが口いっぱいに広がりました。

栗の木から落ちてくる栗、そこら辺に落ちている焚き木、それで焚火して栗を焼くというシンプルな料理なんだけれど、なかなかこれ以上の贅沢は無いんじゃないかと思えるような、そんな時間を過ごす事が出来ました。

「焼き栗屋さん」と自分たちの事を称して、たくさんの人たちに焼き栗を振舞っているTくんとSくんでした。

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朝、Sくんは登校するやいなや「洋ちゃん、洋ちゃんもパソコン予約して!」と言ってきました。

「なんで?」と尋ねると

「洋ちゃんにもマイクラしてほしい!」

「でも、僕全然マイクラできないよ!」と応えると

「いいよ!僕が教えるから」と。

あいている時間にパソコンを予約して(30分単位でパソコン使用したい人は予約して使用できるようになっています。)いざ、着席してSくんの僕に対するマイクラ教室がスタートしました。

普段、パソコンの前でマイクラなどをしない僕なので、他の生徒たちも珍しがってワイワイ周りを囲みます。

そんな環境の中、手際よく、Sくんが僕にマイクラのやりかたの手ほどきをしてくれました。

途中からはマイクラを教えたい人がすごい勢いで僕に「あーする、こーする」と横から教えてくれます。それはそれはもう凄い勢いです。

僕はとりあえず、ワールド全体を見渡して、自分の家を建てる場所を見つけるところからスタートしました。(水が近くにあって、平らなスペースもあって、近くに木もあって、動物もいて・・・なんて環境)

子ども達が取り組むマイクラを見ているとそれはそれはお洒落で高度な(自動扉とか)家が建っていたりしますが、僕は素人なので木の家を無造作に建てていくところからのスタートでした。

真四角の家、そんな家のことを巷では「豆腐」と呼んでいるらしいです。

あっという間に30分は経過し、家は天井部分がまだ未完成で終わりました。

Yくんが「続きは僕がやってあげるよ!」と次のYくんのパソコンの番に僕のワールドで僕の家を作ってくれましたが、僕が30分でやるような作業を1,2分で済ませてしまいます。

DSC_2292本当に子ども達の熟達ぶりは凄まじいものがあって、こうして教え教わりながら上達しているんだなと感じます。

知識量や技能は半端なく、ゲームの枠内には収まらず、最近では自分たちで自分たち好みのブロックをプログラミングを駆使して作り出しては、マイクラのゲームにインストールして使って遊んでいます。

マイクラってロングヒットのすごいゲームだなって思います。

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最近は自作の竹のブランコで遊ぶ機会も多いですが、自分たちでメンテナンスしながら遊んでいます。

Tgくんは最近新たにブランコを作りたいという構想を練っていて、昨日は僕のところにきて「ブランコを作りたいんだけれど、どこに作ったら良いか洋ちゃんと一緒に場所を見てみたい。」と言ってきました。

色々近くのフィールドを見渡して、場所を決め、どのようにブランコを作るか話し合っていきました。

今あるものと同じようなものを作るとなると竹が大量に必要ですが、立木を活用すれば材料は少なくて済むのではないか、と立木を活用してブランコを作れないかどうかやってみることになりました。

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サドベリーにあるロープや竹などの材料を駆使して、必要なものを揃えていきます。

そんなこんなしているとSくんやTjくんやYくんの男の子チームが興味を示して、輪に加わってきます。

どんなブランコが出来上がるのでしょうか?

楽しみにしていたいと思います。

昨日は竹と立木を結ぶロープを用意するところでタイムアップ。

また明日!ということで片付けが始まりましたが、今日はあいにくの空模様の様です。

天気と相談しながらの作業になりそうですね。

色々なドラマが毎日展開していてエキサイティングです。

文:スタッフ 長谷洋介