秋も深まってきました。
玄関には吊るし柿が下がっていたり、薪ストーブに火が灯ったり、掃除の時間に外の落ち葉かきが大変になってきたり。
Iちゃんが最近クッキー作りを熱心に行っています。
朝の会で「小麦粉をサドベリーで買いたい。」「ベーキングパウダーを買いたい。」と必要なものを提案してはクッキー作りに励んでいます。
それに触発されて他の子も一緒に作ったりする姿が見られるようになっています。
「ひまだなぁ。」「なんかしよ。」
そんな時間を過ごしながら、「暇だから○○してみようかな。」と自分を内省する時間が生まれるのかもしれません。
何をするのも自分に委ねられていて自由。時間はたっぷりある。そんな環境で人々はどのような活動を行うのでしょうか。それらを見守るのは本当に楽しいものです。
昨日はクッキーを作っていたIちゃんとYくんから「洋ちゃんクッキーあげる。」とクッキーをもらいました。
人から何か与えられると、自分も何かその人にお返ししたいなと思うのが人情だったり、その人の信用クレジットなのかもしれませんね。
Iちゃんの信用クレジットはうなぎのぼりです。
「今年は少ないのかなぁ。」なんて栗の木を見上げていましたが、なんのなんの。今年もたくさんの立派な栗が落ちてきています。
子ども達が木登りで遊んだり、ターザンロープで遊んだり、モンキーブリッジで遊んだり。とても子ども達に遊びを提供してくれている栗の木が、毎年毎年たくさんの栗の実を落としてくれます。
大きな栗の木の下で~♪
そんな栗の木の下でサドベリーが出来て幸せな気持ちになります。
TくんやSくんが「持って帰ったらお母さんが喜ぶから。」とせっせと栗を拾っては毎日持って帰ります。
最近は「竹オニ」というものがちょっとした流行です。
おもむろに「竹オニしよー!」と声がかかり、外に繰り出していくメンバー。
自分たちで作った竹のブランコを使ってその上で鬼ごっこをします。
不安定な竹の上をロープやブランコを使いながら上手に移動しながら追いかけっこするところにスリルを感じる様です。
子どもは遊びを作る天才ですね。
TgくんやTjくんは新たに遊具を拡張したり、ツリーハウスを作りたいんだよなぁと最近口にしているのをよく聞きます。
今は頭の中で色々と構想を練っている段階でしょうか。
楽しみです。
最近のゲームは通信を使って複数人で同時にプレイ出来て面白そうですね。
マインクラフトを同じワールドで同時にプレイしながら、一緒に家を作ったり、お互いの家に遊びに行ったり、マインクラフトの世界の中で色々と創造的な遊びをしている様です。
放課後「そろそろ鍵閉めるよー!」というタイミングで最後のグループがスクールを後にします。
それぞれ自分のかばんに荷物を詰めて・・・という人たちの傍らで、Sくんは「僕はすぐに帰れるんだ。」と身一つで帰路につきます。
前も書いたかもしれませんが、僕はSくんのこのシンプルスタイルが大好きです。
身軽に人生を謳歌している感じを彼から感じ、6歳の彼から大きな影響を受けます。