スタッフは何してる?

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保護者さんから、スタッフってどんな仕事してるの?って聞かれることがあります。僕(澁谷)はもともと保護者(今も保護者兼スタッフ)だったので、保護者さんが疑問に思うのは良くわかります。保護者さんとは定期的にスクールを開放して交流の機会を持ったり、スタッフとしてなるだけ細やかなコミュニケーションを心がけてますが。スクールの日常の中のスタッフについては見えずらい(見ても分かりずらい)部分だと思うので、少しご紹介します。

新田サドベリースクールスタッフの仕事は、
・経理、労務作業
・保護者対応
・朝の会への参加(毎日9時30分~)
・スクールミーティングへの参加(毎日13時~14時)
・子ども達へのサポート(遊んだり、学習サポート、困りごと相談、事故対応、車移動等々)
・草刈り、施設メンテナンス、薪割り
・外部対応(教育委員会、視察、見学、体験)
・スタッフ間連携・調整のためのコミュニケーション
・日報の記録
・情報発信(ブログ、SNS)

と色々やってることはあるのですが。

そもそも子ども達や他スタッフ達と関わるうえで、自分の根っこと繋がることを意識して、日々試行錯誤しています。子ども達やスタッフと関わっていると、色んな感情が湧いてきます。”イライラ”、”わくわく”、”むかつく”、”不安”…等々。そんな感情をなるだけ無視せず、長い時間をかけてゆっくり味わっています。そうすると、なぜそんな感情が湧いてくるのか?その感情の根っこ(自分が望んでいるニーズ)を時々発見することがあり。すると、自己受容・自己共感が進みます。

こんなことがありました。僕は納得できないルールで縛られるのが大嫌い。もともと何からも縛られるのが大嫌いな性分です。自分の意に反して決まったルール等を受け入れるのにとっても苦労して、”イライラ”、”窮屈な”、”残念”等の感情が沸々と湧いてきてしまいます。その感情を無視することなく、『あー、イライラしたんだなー。窮屈なんだなー』って受け取り続けました。ある日、スクールに入ったばかりで、なぜスクールミーティングをやっているのか?理解できず。スクールミーティングの当番を無言で拒否して、ルール違反になってしまった子が居ました。よくよく保護者の方とも話を聞くと、彼自身が納得しないことを受け入れることがとても苦手なのだということが分かりました。今までの僕なら、その彼の言動を受け入れることはとても難しかったと思います。でも、自分の中にも彼と似た気持ちが存在することを発見した後だったので、彼の気持ちに自然と寄り添うことが出来ました。

自己共感は他者共感と正比例すると聞きました。
僕の自己共感の旅は、今日も続いています。

※スタッフについての考えは、十人十色です。他のスタッフにも色々語ってもらえたらと思っています。

スタッフ 澁谷