最近ではスクールで改めてどんなスクールであったら良いか?
今のスクールに何か付け加えるとしたらどんなものが欲しいか?
なんてことを話し合う機会があります。(有志で話し合っています。)
そんな話の中から「アスレチックがあったら良いなぁ」という声がありました。誰かプロにお願いするというのはパッと思いつくことですが、大山に手作りで素敵なアスレチックを作っている「森の国」という施設があり、そこに視察(遠足)へ行くことを計画しました。
(この視察は愛知県からのSさんの寄付金によって計画実行されました。)
森の国に連絡して、その旨をお伝えすると快諾いただくことが出来ました。
森の国さんは広大な敷地に手作りのアスレチックや、キャンプ場、イベント会場、ドッグランなどの施設があり、公的な支援に頼らずに自主財源で全部をまかなっているという行くだけで作り手の気持ちが伝わってくるような素敵な場所です。
社長の「ブンブンさん」が直々に施設を案内してくださったり、アスレチックの作り方や、作るにあたって工夫していることなどを色々とお話くださいました。
この施設に以前プライベートで来たことがある子は具体的に「蟻地獄の遊具はどのように作ったのですか?」と質問したりもしていました。
お話の後は、大自然の中に散りばめられた手作りアスレチックにチャレンジしたり、ツリーハウスでおままごとをしたり、広場にある巨大アスレチックで鬼ごっこをしたりして過ごしました。
基本的に敷地内にあるものを作って手作りしているとのことで、たまに日本海に遠征しては波打ち際に打ち上げられたものなども回収して利用したりもしているようです。
ブンブンさんにはまず小さいものから作ってみると面白いよ!とアドバイスをいただき、簡単なものから作っていったら面白そうだなぁと個人的には思いました。
生徒たちはたくさん遊び、ちょっと怪我をしたり、翌日は筋肉痛になっていたり、とても良い顔でした。
外に出ると色々な気づきや発見があるものです。
遠足部が主導して色々なところへ出かけたりするのはやっぱり刺激的です。
午後からは寒くなったりしましたが、子どもたちの中にはソフトクリームを食べたり、かき氷を食べたり、元気に遊んでいました。
ちょっとずつでも自分達の思い描くようなスクールに空間になっていったら良いなと思います。
手作りには手作りの温かさがありますね。
どこぞの有名なデザイナーが手がけた・・・というような学校も素敵だなぁと思いますが、作り手の思いが伝わってくるような学校も同じように素敵だなぁと思います。
文:スタッフ 長谷洋介