村と

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イノシシ肉のチャーハン。

一昨日新田に挨拶回りしていたときに、Kさんにいただいたイノシシ肉の塊ををサイコロにしてチャーハンでいただいた。

さとちゃんとIちゃんが一緒になって作ってくれてみんなにふるまってくれた。

僕は焼肉担当に指名され肉も薄く切って焼いて食べた。

新田の「清流茶屋」という喫茶店が今年は担い手が今のところ無く、「サドベリーさんの方で何か運営のアイディアが無いか、誰かやりたい人はいないか?」という相談もいただいている。

高齢化が進む村で、NPOとしてかつて活発に活動していた時のエネルギーを保持するのは難しく、出来なくなってくることも増えてくる。

そんな中、村の持続的な繁栄の一助に新田サドベリーがなれればというのが設立当初の想いの1つとしてある。

「町民の人との交流はありますか?」

「村との交流はありますか?」

と視察・見学に来られた人は聞くことがある。

ちょっとずつかもしれないが、村の中に新田サドベリーが自然とそこに在るという状態になってきているような気もしていて嬉しい。

6年前、僕が新田に住み始めたときと比べたら、子育て世帯が4世帯新田に移住し、耕作放棄されていた田んぼも少しずつ担い手が現れ始めている現状があるのが嬉しい。

新田の家の跡継ぎも2世帯子育て世代が帰ってきて、子どもの声があっちでこっちで聞こえるようになってきた。

中山間の過疎地域はもちろん新田だけでなく、日本全国津々浦々あるが、そういった地域にこそ自然と共に生活してきた村の知恵が詰まっていて面白い。

自然も面白いが、その自然と人間がいかに対峙していくべきかと考えることも面白い。

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話が少々脱線してしまったが、昨日はずっと僕の中で気になっていた横手の基地の解体にとりかかれた。

子どもたちが嬉々として作った基地ではあったが、今回の大雪に耐えることが出来ずに潰れていた。

景観的によろしくなかったので、なんとかした方が良いなぁと雪が溶けるとともに想いを募らせていた。

子どもたちの中でも「基地片付けなくちゃなぁ。」という想いはあったようだが、なかなか「いざ」という風にならずに、日は過ぎて行っていた。

「基地が潰れてぐちゃぐちゃになっているのは、見た目も良くないし、新田の人たちがロッジを視察(土曜日)に来る前にきれいにしたい。作った子どもだけで大変ということなら、手伝うから日にちを設定してとりかかりたい。」

と「自分メッセージ(僕自身の困り感として)」で伝える。

「よし、やろう」ということになってとりかかったわけだが、久しぶりに基地仕事をして男子たちはキラキラと輝いていた。

雪が積もった冬は室内で過ごす時間が長かったが、この春の陽気にも誘われて、だんだんと外で過ごす時間が長くなってきている。

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使えない木材は切って薪として積み、再利用できる木材は猫のアリス用の小屋作りに使うようだ。

使えるトタンは再利用。

「女子も観てるだけなら、手伝ってよ。」とHくん。

女子も男子も大勢で外でワイワイとしている時間はなんだか久しぶりで楽しい気分だった。

春は外の植物と一緒で活動的な時期なんだろう。

それが自然なバイオリズムなのかもしれない。

今日は那岐小学校に備品を観に行ったり、ジャガイモを植えたり、基地の解体の続きをしたり、見学のお姉さんが来たり・・・

やること、やりたいことがたくさん たくさん