こんにちは
梅雨入りしたそうですね
ただ週間天気を見る限り良い天気が続きそうです。
昨日は「学校招待公演」ということで、鹿野で活動されている鳥の劇場へ劇を見に行きました。
前々から楽しみにしていたメンバーたち。
Miちゃんも前日体調がイマイチでしたが、気合で熱を下げて参加。
公演は13時半からでしたが、朝新田に集合してすぐに出発しました。
「午前中はどうする?」
「海?公園?」
話し合いの結果「公園。」
「コカ・コーラウェストパークが面白かったよ。」とのMpくんの提案に乗り、みんなで向かいました。
行ってみると、とても広い敷地に壮大な遊具もあり、テンションUP!
(僕もここの遊具の場所は初めてでした。)
おとなの僕の子ども心も呼び覚まされ(いつも割とすぐに呼び覚まされますが・・・)、チャレンジ。
よくありがちなこのコロコロがうまく回らずに自分で手でこがないと進まない滑り台とは違い、めちゃくちゃコロコロするものだから、良く滑りました。
ジェットコースターのような臨場感。
お尻の皮が剥けました。
子どもたちは平気だったのかな?
何度も何度も・・・
お弁当食べたり、遊具で遊んだり、近くの芝の広場でサッカーしたり、Mkちゃんが作って来てくれたバナナケーキ(またまた絶品)を食べたり・・・
天気も良く幸せな時間が流れました。
こっちはもうちょっとお兄さん、お姉さん向けの遊具
やんちゃな角度の滑り台。
(あぁ、この写真じゃその角度が伝わらないですね。涙)
みんなが「これめっちゃ怖いよ」とか言いながら滑っていた滑り台ですが
「全然怖くないよ」と平静を装いながら滑るSmくんが面白かったです。
武士
よく泣くけど
ひとしきり遊んだあと、12時過ぎ公園を後にしました。
とても広い空間
良い公園ですね。
この日はちょうど、総体が行われていて、中学校のサッカーの試合も近くで行われていました。
最近サッカーブームなメンバーにはヒット。
ジッと観戦する姿も見受けられました。
1時前
鳥の劇場に到着
廃校になった学校を劇場にして、10年以上活動されている劇団です。
僕も大学生の時や、この近くに家を借りていた時によく足を運びました。
久しぶりに来ましたが、「やっぱり良いなぁ」って思いました。
開演まで少し時間があったので、近くをブラブラしたりしました。
鹿野城跡のお堀には白鳥が住んでいるんですよね。
鯉のエサを買って楽しみました。
鹿野にも移住して開業したパン屋さんがあります。
MiちゃんとMkちゃんと一緒に行きました。
(後から男子’sもついてきました。)
Miちゃんは「鹿野の鳥の劇場に行く。」と決まってからここのパン屋に寄ることも考えていたみたいです。
朝、お母さんにもらったお小遣い1000円の入った財布を握りしめ店内に
小さな体でショーウィンドウに並ぶパンを見つめるMiちゃん
気になるパンを指さして「これいくらですか?」「これはいくらですか?」
いくつか値段を聞いても「これください。」とはならず、ずっとパンを見つめています。
横の冷蔵庫の中にあったジュースを指さして「これはいくらですか?」とも聞いていました。
Mkちゃんがパンを1つ買い、僕も家のお土産にとパンを買い、Miちゃんはどうするかな、と見ていても買う気配がない。
「Miちゃんどうする?」
「買わない?」
と聞くと、コクンと頷き店を後に。
鳥の劇場に向かう道中、元気の無いMiちゃんに「どうしたの?なんで買わなかったの?」「ちょっと高かった?」と聞いてみるとコクンと頷きながら、目から涙がポロポロ。
確かに上品な感じのパン屋さん。
上品で可愛らしいのだけれど、小さくてちょっとお値段も高め。
しっかりと、自分の価値観で判断して買わないことを判断したMiちゃん。
パンも好きだし、お買い物も好きだし、買う気満々で行ったのだけれど、「買わない」って判断した5歳のMiちゃんに僕は感じ入ってしまいました。
そしてたくさんの感情がこみ上げてきて落涙してしまったMiちゃん。
買うこと、買わないことに答えは無いけれど、とても良い経験だったと個人的には思っています。
ちなみにこの日お小遣いを持参していたのはHtくんとMkちゃんとMiちゃんの3人。
Mkちゃんも公園で喉が渇いて自販機で水を買おうかどうかずっと悩んでいて、鹿野でもずっと買おうかどうか迷っていて、結局買っていませんでした。
もちろん、子どもはまだ働いていなく持っているお金はお年玉だったり、お小遣いだったりしますが、お金を持つことによって、お金の価値観を感じながらモノと正対出来る。
子どもの様子を見ながらですが、お小遣いを渡してみるのも子どもにとっては良い勉強になるなと感じています。
さて、話がちょっと脱線しました。
この日のメインイベントの鳥の劇場。
僕たちサドベリーの他には地元の鹿野小学校の3,4年生が招待されていました。
僕たちの方が早く待っていたので、先に案内されて、一番前の特等席で観劇出来ました。
ここでは内容には触れませんが、多くの子に馴染みのある演目で演出家の中島さんも最後の挨拶で
「演劇の楽しみとして、今後どのように展開していくのだろう、とドキドキしながら見るのも楽しいけれど、みんなが知っているお話で、それを人間がどう表現していくかを見るのも演劇の楽しみ方の1つだと思います。」とおっしゃっていました。
みんなでヤギの気持ちになってみようと、ヤギのモノマネをしてみたり、観客が劇に登場したりと、観客も一緒に楽しめる観劇になりました。
子どもたちも目をキラキラさせながら観ていたと思います。
なかなか出来ない経験をこうして招待してくださって経験させていただいてとてもありがたかったです。
テレビとは違う、またこうした大人の仕事もあるんだということを感じられるようなそんな時間になったかもしれません。
子どもたちは家に帰ってどんな反応だったかな。
鳥の劇場ますますファンになりました。
ありがたい、幸せな一日でした。
どうもありがとうございました。