こんにちは
10月に入り、今まで使わせてもらっていた清流の里(喫茶)からとんぼの見える家(ロッジ)に活動場所が移りました。
喫茶は新田集落が経営するお店スペースや人形浄瑠璃の舞台などがあったりしてお互い色々気を使うことも多かったのですが、ロッジに移って割とそういうものから子どもも大人も解放されたような感じです。
新田の皆さんにはロッジを貸していただいて感謝感謝です。
さて、まだちょびっと前住人の荷物が周りに残っているロッジですが、子どもたちの「早く引っ越したい。早く引っ越したい。」エネルギーに押されて昨日からロッジにて活動が始まりました。
子どもたちは大喜びです。
朝
荷物を子どもたちと一緒に運び移していると、「あれ?」なんだか見慣れないものが視界に飛び込んできました。
そう!
イノシシの子どもの「うりぼう」です!!
早速、生き物大好きのHtくんを呼んで「うりぼうがいるよー!」と教えました。
でも、近くに親がいたら大変です。
「親がいたらとても危ないから、遠くから様子をみよう。」
とみんなで話して様子を伺っていました。
うりぼうは呑気に栗の木の下で栗をムシャムシャ
親が近くにいる気配はありません。
みんなでそーっと距離を詰めていっても逃げる様子もありません。
どうも「野生」を失っているかのようです。
孤児でしょうか。
新田のしゅうちゃんに聞くと、数日前にもうりぼうが出現して山に返したとの事。
同じ個体だろうと思います。
母強し。
完全に野生が無くなっているようでした。
その場にいるみんなで相談
「どうする?どうする?」
「捕まえたい!捕まえて飼いたい!!」(HtくんとSnくん)
「捕まえてテレビ局に持っていきたい!」(Hmくん)
「捕まえてもしっかり飼えないようだったら山に返しに行くよ。」
ということで捕まえてしばらく近くで観察することに。
僕もまさかうりぼうを抱きかかえることがあるなんて想像もいていませんでしたが、大人しく僕にだっこされるうりぼうでした。
(お ちょっと可愛いかも) 僕の心の声
ロッジに運びます。
とりあえず薪入れにしていた木箱の中に入れました。
子どもたちはさっそく栗を拾ってきてはせっせと「くりぼう」(栗が大好きなうりぼうだからそう命名されました。)に与えます。
贅沢なイノシシだ。
今日、どうするか結論を出す予定ですが、さてさてどうなることやら・・・。
ロッジの台所は湿気でカビだらけになっていました。
いやぁ、前住人のY家はよく我慢していたなぁ・・・と思うくらい結構ヒドイ状態でした。
引っ越しを機にちょっと見てもらうことに。
地元の水道屋さんに来てもらうと、お湯の出る方の管から水漏れが確認されました。
それで周りはびちゃびちゃになってカビだらけ。
しばらく乾かしてから対応していくことになりそうです。
そんなこんなで給食はしばらく喫茶の方で食べるということになりそうです。
それにしてもロッジ初日からエキサイティングな1日でした。
やっぱり新田面白いなぁって思いました。
那岐小学校ももちろん良いですが、新田も面白い!!
智頭町最高!!
感謝感謝です。