脱穀 ~ひとつの想い~ 1015

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晴れた秋空のもと無事に脱穀が終わりました。

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朝、しょうちゃんに借りたハーベスターを田んぼに運び朝の会までの間、Snくん、Htくん、Smくんとで練習。

すぐに要領を覚え「面白い 面白い」とどんどん脱穀作業。

10時からの朝の会を挟み、大勢で脱穀作業をしました。

IMG_2117みんなですると早いし、楽しいですね。

自然と役割分担が行われ

稲木から稲をおろす人、ハーベスタ―に乗せる人、脱穀した稲わらにコメがついているか確認して仕分けする人、稲わらを田んぼに積む人・・・チームワーク

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自分の背よりも高いところから稲をとったり

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大学生のボニー・かめちゃんも馳せ参じてくれました。

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なんだか絵画に出てきそうな

この積んだ藁から発酵熱で冬湯気が出るのだとか。

そんな風景も見てみたい。

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間違いなく面白いし、気持ちいいですよね。

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ビバ機械!

1時間ほどで脱穀作業も終了。

子どもたちと楽しく脱穀出来ました。

7畝ほどで3俵弱でしょうか。もうちょっと採れるかなぁと思ったけれど贅沢は言いません。

4月の時点ではカヤがボーボーのところだったのですから。上出来です。

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午後からはハジメさんが精米作業を手伝ってくれました。

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おー愛おしい新米たちよ。

1つの想いがあります。

この新米を今日(脱穀翌日)、羽釜を使って薪でご飯を炊きたい。

僕は大学生の頃初めて仲間と田んぼを借りて稲を育てて、新米を食べました。

今回の様に、無農薬・無肥料・天日干しです。

今でもその時口にしたコメの味を越えるコメに出会っていません。

東京で生まれ育った僕はコメがこんなにうまいものだと気付かずに大きくなっていました。

大学生も最初のころはスーパーで安いコメを買って自炊していました。

自分たちで作ったコメの味は格別です。

今自分の人生を振り返ってみても、あの時のあのコメの味が僕に与えた影響は大きいです。

食べることから感じること。

子どもたちにどれくらい伝わっていくかは未知ですが、それでもそんな想いを少し込めながら、今日薪でご飯を炊き、一緒にご飯を食べたいと思っています。