みなさま
こんにちは
今日ふと思ったのは表題の「夏は暑い冬は寒い。そしてそんな当たり前に聞こえるようなことを身体感覚として感じることはやっぱり大切なことだ。」ということでした。
最近はまた寒くなり、集まった子どもたちは「寒い 寒い」と言いながら身を寄せ合ったり、焚き火の周りに集まったりします。
朝来て焚き火をしながら子どもたちを待つのが僕の日課になってきました。
都会育ちの僕は、寒ければスイッチ一つで暖房機器パワーで部屋を暖め、スイッチ一つでお風呂のお湯を沸かし、外出してもどこのお店も暖房が効いていたり、公共交通機関で移動中もぬくぬくとしていました。
都市の生活っていかに夏を涼しく過ごすか、冬を暖かく過ごすかということにとても力を入れていて割と「夏は暑い冬は寒い」という当たり前のことを感じにくい、割と簡単に夏の涼しさだったり、冬の暖かさを享受しやすい環境にあるのかなと感じます。
寒いね 寒いね
言いながらスギ葉を集めたり、薪を集めたりする子どもの姿を見ているとなんだか健やかなものを感じます。
大げさですか?笑
ま、でもやっぱり寒いのはイヤなので近々薪ストーブをロッジに導入する予定ではあります。
早く買いに行きたい!
身近な薪を集めて暖を取る。
電気や石油エネルギーを使うより目に見えてシンプルで僕は好きです。
人数が増えてきて山郷駅から歩いて通ってくるのが文化になりつつあります。
春からHtくんが毎日毎日歩んできた道に後進のものが続いていき、それが文化になっていくんだなぁ。
小さいけれど1つ1つの積み重ねが形になってくるときに嬉しさを感じます。
先々週のことでしょうか、朝来てみるとロッジの前の田んぼで周ちゃんが足踏み脱穀機で脱穀をしていました。
興味津々に手伝う子ども
コンバイン
脱穀機
足踏み脱穀機
コメ作り1つとっても色々な想いと色々なスタイル
機械を使うのが当たり前と思うような現代になぜ手間暇かかるようなことをするのか、色々な人と関わり交わることによって感じることの大事さ。
多様なものを許容していく力。
多様なものに身を置きながら自己を振り返る時間。
1つ1つが愛おしく感じます。
マカオから来てくれた英語教師のキティちゃん
そのキティちゃんと遊んだ英語の遊びはその後「キティゲーム」と名付けられ今でも毎日のように遊んでいます。
遊びながら英語の数字に親しむ
遊びから学び
学ぶように遊ぶ
子どもは常に学んでいるとはグリーンバーグさんの言葉
廃材を使った基地作りはしばらくの間男子たちの間で熱病にかかったかのように1日中熱中して取り組まれていました。
頭と心と手を動かしながら
E=3H
Education=Head+Heart+Hand
文化人類学者でもある辻信一さんが教えてくれた公式
もうビンビンにEducationだと思います。
「野焼きパンを作る」と言って粉をこねて竹に巻き付けて、焚き火で焼く
ハンモックしたり、焚き火したり、その焚き火でパンを焼いたり
人数が増えて人間関係も多様化したのがとても良いことだと感じています。
刺激のチャンネルが増えているし、安心できる環境が増えていると感じています。
朝の会の時、帰りの会の時、給食の時、つくづくと賑やかになったものだと痛感します。
ホントにありがたい。
学びあい
育ちあい
TOECに4日間研修に行って、みっちりと演習、講習などを受けてきましたが、常に新田サドベリーの子どもたちの顔が浮かんでいました。
もっとこう関わったら良かったかも
あーしたら良かった こーしたら良かった
なんてこと考えました。
TOECの子どもたちの笑顔はとても印象的でした。
新田サドベリーの子どもたちと帰ってから久しぶりに対面した後に、ここの子どもたちもホントにイキイキと良い笑顔で1日過ごしているのを見て、ホントにホッとしました。
まだまだ課題はあるし、やるべきこと、やりたいこと、たくさんありますが、僕も1歩1歩ゆっくりに見えるかもしれないけれど歩んでいきたいと思います。