定例の新サ会(スクールミーティング)というものが週に2回、月曜日と木曜日にあります。
そこで事前に黒板に貼りだしていた、話したい議題について話し合って決めていく作業をしています。
月曜日の新サ会にて、「来年度のスタッフの雇用について、正メンバー全員で集まって話し合いたい」という議題が承認されて、昨日正メンバーが全員登校したので、13時からその場が持たれました。
今現在スクールに雇用されているスタッフの任期は3月31日までです。
その後のスタッフの雇用について話し合い、スクールとしてどうしていきたいか分からないままだと先に進めないということで、全員集まって同じ場でそれぞれ考えている事を聞きあう場が設定されました。
「毎年、スタッフを募集して手を挙げてくれた人を選挙して決めていて、立候補してくれた人全員にスタッフになって欲しいけれど、毎回選挙で選ばれない人も出てきて、それがなんか嫌だ。悲しい。スタッフやりたいと思ってくれた人にはスタッフをやってほしい。」
「ここ数年、3月から4月にかけて年度が切り替わる度に、メンバーやスタッフの入れ替わりがあって、環境の変化が激しい。」
「生徒自身に、スタッフ選挙に対する想いがあまりないなか、誰もやらないなら僕が・・・という感じで特定の人に負担がかかっている気がする。」
「1年に1回とかじゃなくて、3年に1回とかにしたらいいんじゃない?(スタッフの任期を複数年にする。)」
「決まった時期に選挙するんじゃなくて、誰かが必要と思ったときに新サ会に提案して承認が取れた時に選挙したら良いんじゃない?」
「雇用しているスタッフが辞める、新しくスタッフを採用したい、スタッフとして働きたいという人が現れる、など必要が生じたときに選挙などの方法でスタッフ採用をしたら良いんじゃない?」
などなどメンバーの想いを聞きながら、自分の考えをまとめたり、というような場になりました。
1時間くらいそんな聞きあいの場を設けて、この続きはAちゃんYちゃんKtくんKkくんが話ししながら、具体的に新サ会で提案していくことになりました。
4月に入学したSくんやTちゃんはまだちょっと様子が掴めなくてよく分からないというような感じだったり、うまく自分の言葉が出てこないというような子もいましたが、それぞれの正メンバーの子たちがどんな風にスタッフの雇用について考えているのか、その考えに触れる良い機会になったのではないかなと思いました。
全体で1つのテーマに対して話する場が頻繁にあるわけでは無いけれど、なんかこんな場も素敵だなと感じました。
みんなの関心も高い話題だったので、あっという間に1時間が過ぎたような感じです。
前の投稿でも書いたかもしれませんが、今シーズンは自分たちで調達しきれない薪に関してはアウトソーシングすることに決まり、新サ会でも1万円分薪の費用として申請し承認されています。
近所の方から端材を安くで譲ってくれるところがあると紹介されて、昨日買いに行ってきました。
薪としても最高、積み木としても最高の端材をたくさん手に入れました。
薪として玄関先に積んでいたものがあっという間に素敵な木のオブジェ(家?)に変身しました。
大型版カブラの様。
玄関を作り、そこで靴を脱いで入る辺りに日本人を感じます。
台風一過
秋晴れの爽やかな1日でした。
小人数が故のフットワークの軽さとチームワークの良さも感じる今日この頃です。
何より通う子ども達が毎日スクールを楽しみに登校してくれるのが有難い。
でもそれって本当は一番大事なことだと思う。
毎日自分が多くの時間を過ごす場所に自分自身がワクワク出来るかどうか。
室内ではミニチュア工作も流行っています。
自分の魂が喜ぶ、「これやっているときすごく気持ち良い」、そんな時間をたくさんたくさん作っていけたら最高だなって思います。
今日も良い天気になりそうです。
文:スタッフ 長谷洋介