習うより慣れよ スキー遠足 0224

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こんにちは

なかなか更新出来ずにいますが努めて日々の様子や感じたことなどを綴っていけたらなと思います。

10月から「ミーティングでの話し合いの質を高めよう」と取り組んでいて、ちょっとずつですが、話し合いの重要性がメンバーみんなの中で落ちていっているような感覚があります。

雪が少ない今年度ですが、かねがね希望していたスキー遠足に満を持して行ってきました。

(スキーに行かなかった子は鳥取市の空山にあるポニー牧場で開催された小さなホンモノ市に参加してきました。)

言い出しっぺのMpくんと僕とで実行委員となり計画したものが実現。

心配された雪ですが、ちょうどいい具合に寒波が来てくれて、最高のコンディションの中スキーをすることが出来ました。

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バンバン滑れる上級チーム(Htくん・Snくん・Mpくん)はさとちゃんと。

着いて早々一日券を購入して思う存分リフトに乗って滑り続けていました。

初めて~1人で滑ったことはない初級チーム(Smくん・Ktくん・Nrちゃん)は僕とさえちゃんと一緒に。

初めての事に慎重で着いてから「僕やっぱりスキーしない。」というSmくんでしたが、「一緒にやろう。大丈夫だから。誰でも最初はあるから。」と背中を押して参加。

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最初の小一時間程は、スキー板の脱着の仕方、歩き方、ちょっと登って滑る練習等等に励んでいました。

でも、登るのも大変。子どもたちの反応も今一つ。

「早めにご飯食べて、午後からはリフトに乗って滑る練習しようか。」ということになりました。

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食券を買って皆でご飯を食べるっていうのも最高の時間だったみたいで、喜々とした感じが印象的でした。

大人にとっては何気ない事も、子どもだけでこういう経験は「ちょっと大人になったような」感じがしてめちゃくちゃ嬉しいんでしょうね。

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午後からは回数券を買って初級者チームみんなで滑り降りていました。

転び方、転んだあとの起き方なんかを伝えながら徐々に下に降りていきました。

Nrちゃんは最初、怖がって僕の足の間に入って一緒に八の字で降りる練習をしていましたが、途中さとちゃんに、「Nrちゃん、自分で滑ってみないとうまくならないよぉ。」と助言を受け、僕の足の間から出て、一人でゆっくりゆっくりと滑るようになりました。

リフト2回目の時には、3人が自分でゆっくり滑れるようになっていました。

Nrちゃんは2回滑り降りたところである程度満足したみたいで、さえちゃんとお茶休憩。

SmくんとKtくんはもっともっと滑りたい気持ちが大きく、その後4回僕と3人でリフトに乗って滑り降りました。

SmくんとKtくんは最初の1回目とかは1列に並んで滑り降りていましたが、2回目以降は、「こっちを滑りたい」と自分で滑り降りる欲求が高まってきたようで、自分で感覚を確かめながら滑るようになっていました。

転びながら、起きながら、1回滑るごとにどんどん上達していくのが目に見えて気持ち良かったです。

本人たちも、自分で頭にイメージしたものを、自分の身体で自由に表現して滑って、頭の中のイメージと実際の身体の動きのギャップを確認して修正しているようでした。

だからリフトに乗っているときも他の滑っているスキーヤーのことを良く観察していたし、上級チームの子どもたちの滑り方も良く観察して、たまに一緒になる時にはアドバイスに耳を傾けていました。

なんだか「学び」ってこういうもんなんだろうなと強く感じました。

自分で「こうなりたい(こうしたい)自分」のイメージを膨らませ、それを現実の世界で実践していく。

そこにギャップがあるときにそのギャップを埋めていく作業を繰り返す。

喜々として繰り返し、上達していく自分がとても嬉しかったのでしょう。

滑ってはリフトに乗り、滑ってはリフトに乗り、あっという間に帰りの時間になりました。

このスキー遠足は子どもたちにも上々の評判。

「また行きたい」「また行きたい」のオンパレード。

自分たちでしっかり計画したら実現できる。そんな成功体験をミーティングで重ねていく。

話し合いの場の大切さをみんなで感じながら毎日のミーティングの時間をこれからも大切にしていきたい。

今度の火曜日は倉敷に自動車工場の社会科見学と、科学センターへ訪問です。

これも以前から車好きのSnくんが企画し計画した行事です。

楽しみです。