毎年、年度の初めに行うことにしている総合訓練。
今年は初めての試みで地震訓練も行いました。
智頭消防署の皆様に今年もご協力をいただきました。
朝10時
台所で揚げ物をしていたら出火してしまったという想定で訓練を行いました。
「やばい!火事だ!みんな逃げて!」の第一声と共に、慌てず速やかに避難場所まで避難し(消火器による初期消火失敗)、人数確認を行い、通報をするという訓練をみんなで行いました。
皆真剣な面持ちで取り組んでいました。
講評いただいた後は、水消火器を使った消火訓練です。
毎年行っているので、在籍年数が長くなってきた子たちにしてみたら消火器の扱いはお手の物です。
Kくんが「僕使い方分かる!」と使い方をみんなの前で披露する姿もありました。
ピンを外して、ホースを手に取り、レバーを握る
一連の動きをスムーズに披露してくれました。
初めての子も「火事だー!」の掛け声の後火元に行って消火活動をしました。
年に一回、こうして避難して、火事の怖さを意識してという時間は大事だなぁと感じました。
重ねるうちに段々と危機管理意識も高まっていったらいいなーと思います。
1人ひとり消火訓練が終わった後に、ロッジに移動して普段の活動に戻ったら、地震訓練を行いました。
普段過ごしている場所に移動して、大地震が起こった想定で訓練しました。
隠れる机がある部屋もあれば、隠れる机が無い場所もあったりして、「あーここで活動しているときに大地震が来たらどうしたら良いんだろう?」という視点で拠点を見直すことが出来ました。
倒れてくるかもしれない棚、割れるかもしれない窓、落ちてくるかもしれない梁、開かなくなるかもしれないドア
などなど
振り返りの時に消防署の方からも「もし隠れる場所がなかったら、上などを見ながら落下物が無いかどうか確認しながら避難すると良いかも。毛布なんかが近くにあったら毛布などで体を覆っても良いかも。」などのアドバイスをいただきました。
計小一時間の訓練でしたが、職員の方に質問もたくさん出たりとかみんなが集中して取り組めました。
夏に向けて、水難訓練も行おうかという話になり、今月水難訓練をまた予定する事になりそうです。
文:スタッフ 長谷洋介