遅くなりましたが社会科見学で倉敷にある三菱自動車工場とライフパーク倉敷科学センターへ行った時の様子です。
智頭町から車で2時間半くらいの所にある自動車工場へ行ってきました。
Snくんのかねてより行きたい気持ちを、計画して実現した旅です。
初めて行くところはワクワクしますね。
僕も教科書でしか見たことのなかった水島コンビナートにある自動車工場。
ナビに従ってたどり着いたところは途方もない広さの工場でした。
着くと「ようこそ新田サドベリースクール様」という掲示板と一緒に係の人が出迎えてくれました。
とてもオフィシャルな感じでサービスを受けるのが心地良かったです。
子どもたちも元気よく、「おはようございます。」「よろしくお願いします。」と挨拶が出来ていて嬉しかったです。
正面ロビーにはエンジンの展示が。
車とか機械大好きな男子の食いつきが素晴らしかったです。
最初は2階の大きな部屋で映像を通して説明を受けました。
「俺前に行く!」というHtくんを筆頭に男子たちで前の席があっという間に埋まっていきます。
良く講演会や会議とかで目にする前の席が何故だか空いてしまう、そんな状況とは無縁な感じで嬉しかったです。
工場の歴史・現状など。
その後に工場見学。
見学する際の注意事項。
残念ながら撮影禁止でしたので、中での様子はありませんが、よくテレビや教科書なんかでみる、ラインで流しながらロボットが車を製造していくあの工程が見れたり、鉄をプレスして部品を作っていく様子が見れたりしました。
現場の空気感っていうのはやっぱり教科書やテレビから伝わってくるものとは雲泥の差があるんじゃないでしょうか。
子どもたちがそれぞれが工場の中のどの部分にどれくらいヒットしたかはその子達によって違うのでしょうが、感じ方も自由で良いということに心地良さを感じます。
最後に案内してくれた係の人への質問タイム。
Snくんが積極的に挙手して質問している姿が印象的でした。
12時半、工場から車で10分程の所にある倉敷科学センターへ移動し、そこで昼食を食べたのち見学をしました。
子どもたちは各々、そこで展示されている科学的な装置や仕掛けに体を使って遊んでいました。
当てる光によって、実際の丸い札の色が変化していまう仕掛けだったり、
真っ暗な迷路を体験してみたり。(外から赤外線スコープで撮影している映像がみられます。)
色々な仕掛けがたくさん たくさん
普段なかなか意識することないですが、色々な知恵や仕掛けが現実社会には応用されています。
2時間くらいの見学・滞在でしたがたっぷり堪能出来ました。
こうして、たまに外に出て刺激を受けるのはとても良いことだなと感じます。
話し合いがしっかりと出来るようになってこういった機会が生まれてきているところに面白さを感じます。
企画・計画するのに少しエネルギーがいるけれど来てみたらやっぱりめちゃめちゃ楽しい。
それは自分たちで企画・計画しているから猶更楽しい。
大人が「良かれ」と思って用意するアクティビティーも良いのかもしれないけれど、中に染みこんでいく度合はやっぱり違う気もする。
その辺の兼ね合いが今は微妙なんだろうと思う。
大人は信じて伴走すれば良いのだろうけれど、どうしても大人視点で先回りしてしまいたい衝動にかられる。
「あれも良いよ。」「これも良いよ。」「こんなんもしたら良いよ。」
程よい環境を整えていく段階なのかもしれない。
創生期。
やりながら、経験しながらでしか評価は出来ない。
「まずやってみる。」
科学館にいた偉人にそっと励まされたりもしました。