最近はこういうシールタイプのリカちゃん人形があるんですね。
最近の女子チームのブームはこれです。
2階の部屋にこもってはずーっとこれにうちこんでいます。
すごい集中力。
ロッカーを作った際に外した扉を使い、自分たちで大きなテーブルをこしらえ快適空間にしていました。
アメリカのサドベリーの卒業生の記述で、「私はずっと粘土遊びをしていました。自分で好みの家を作り、職場を作り、周りの環境を作り、その想像の世界の中でずっとずっと時間を過ごしていました。大人になった今でも、あれやこれや考え創造していく作業は子どもの頃にたっぷりとした粘土遊びと共通するところが大きいです。」というような記述。
新田での彼女たちの遊びを見ていて、そんな記述を思い出しました。
彼女たちもリカちゃんの道具を使いながら、一生懸命「あーだ。こーだ。」と場面設定の中で役になりきって遊ぶ。そこには彼女たちの頭の中で様々な世界が展開されているのだろう。それはそれは毎日きっと色々なことが。
昨日は広島から小学校の先生(愛知県で6年、セネガルで2年)が訪ねてくれました。
Mmちゃんは算数の問題を聞いていたり・・・。
その彼女が帰りの会でこんな事を言っていました。
「ここの子どもたちはとても良くお互いに関係を作っていけている。普段からとても良く会話していて、自分の思ったこと、考えていることを表現するのがとても上手で、課題にぶつかった時も自分たちで上手に解決していこうという姿勢が見られる。」
小学校の先生に「すごい すごい」と褒められて、子どもたちもスタッフもみんな嬉しそうに顔がニヤけちゃっていました
確かに普段から良くおしゃべりするし、頻繁に課題にも直面するからコミュニケーション能力とか課題解決能力といったところは秀でてるのだろうなと感じます。
昨日はサミーさんが途中摘んできた花をその辺の竹で一輪挿しを作って、そっとストーブの脇に飾ってくれていました。
さりげなく、サミーさんの背中を子どもたちも大人たちも感じています。
多様な人に触れて、それぞれが色々な刺激を受けながら共に育ちあっていけたらと思っています。