あっという間に駆け抜けた1期、というような感じでしょうか。
去年1年が終わり、スタッフや子どもたちも新しいメンバーが加わったり、「あーしよう、あれがしたい。」など前を向いてどんどんチャレンジしているうちにあっという間に夏休みに突入した感じです。
「フロリックシーアドベンチャーパーク(以下、海の遊園地)」に行きたいということで、1期の最終日、給食スタッフのひろちゃんの最終勤務日、2期から智頭小へ通うSmくんの最終登校日にみんなで海へいきました。
午前中は別のビーチで過ごし、午後からは海の遊園地へ、という計画を事前に立ててレッツゴー。
僕も学生時代、キャンプで過ごしたこともあるビーチ。
ちょっとした山道を進んで行くと、パーっと海の景色が開けるちょっと感動的なロケーション。
初めて来る子はとても喜んでいましたし、久しぶりに訪れる僕もワクワクが止まらない。
とても素敵な場所
日陰に荷物を置いてさっそく海へダッシュする男の子たち。
天気が良く、海もないでいて、そして他に人が1人もいなく・・・
とてもとても優雅で贅沢な時間をいただきました。
海にプカーっと浮いているだけで気持ちいい。
子どもたちは飛び込んだり、水中眼鏡をつけて潜って魚を見たり。
100匹くらい魚が泳いでいたぁ!と目をキラキラさせながら教えてくれたり。
ずっと、ずっとそこの場所にいても良いなぁと思えるような時間でしたが、海の遊園地の予約時間も迫ってきたので、後ろ髪をひかれる想いでビーチを後にしました。
海の上に遊具が浮いています。
遠くから見たら、簡単そうに見えたものが、近づいてみたら結構な波!!
たどり着けるのか、本当に楽しく遊べるのか、ドキドキしながらも結局子どもたちは全員エントリー。
ライフジャケットを着用し、入水前の説明を聞くメンバー。
夏休み前の平日という事もあって、ほぼ身内だけで参加出来ました。
(夏休み入った週末は1クール(1時間)に100人であの遊園地で遊ぶみたいです。)
さぁいよいよ遊園地へ突撃だぁ、という前のみんなのワクワクした笑顔。
しかし・・・
遊園地に着くまでの大きな波に小さな子どもたちは心が折られてしまい、3人はたどり着けずにギブアップ。
もう1人もたどり着いたものの、波で大きく揺れる遊具に怖さを感じて引き返して行きました。
「怖い」っていう素直な気持ちをしっかりと持ち、それを表明し退散する勇気を持っているのは立派だなと思いました。
行けそうだなと思える子が意外と行けなかったり、この子はちょっと厳しいかもしれないなという子が意外とグングン行って楽しんでいたり、子どもたちの新しい一面が見れて嬉しかったです。
引き返した子も、たどりついてたっぷり遊んだ子も、とてもとても刺激的な体験が出来ました。
結構記憶に残る時間だったんじゃないかと思います。
引き返した子はテントの下でゆっくりお弁当を食べたり、近くの砂浜で遊んだり。
それはそれ これはこれ
自分の身の丈にあった遊びを、居心地の良さを、子どもたちはしっかりと自分の中で捉えているようでした。
それにしても遊園地で過ごした1時間は強烈な時間でした。
遊具は揺れる揺れる。子どもにも大人にもとても過激で刺激的な時間だったと思います。
1時間過ごして帰ってきたメンバーは、もう心も体も満足みたいな感じで、帰りの時間までゆっくりまったり近くの浜辺で過ごしました。
こんな穏やかな時間が良いなぁ、と先ほどまでの時間とのギャップを感じていました。
みんな1日でたくさん日に焼けました。
大満足な1日。
グーッとクライマックスがあって夏休みに突入した感じ。
最後の帰りの会では、ひろちゃんとSmくんから言葉をもらいました。
どちらも晴れやかな良い顔をしていました。
大きな怪我や事故も無く、1期過ごせて良かったです。
「あれもあったら良い。これもしたい。あれもしたい。」
まだまだやりたいこと、課題、目指したいものがたくさんありますが、メンバーでちょっとずつ環境を創っていきたいと思っています。
みなさま、良い夏休みを。
夏が終わってまた1つ大きくなって再会するのを楽しみにしています。
さて、今日はこれから土曜日クラスの遠足です。
こちらも良い時間になりますように。