えんそく 1208

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最近スクールで鳥取に遠足へ行く機会がある。

「鳥取に行きたい。」

「イオンで買い物したい。」

「ゲームセンターでゲームがしたい。」

切符を買って汽車で行ってみたり、スタッフの車で行ってみたり。

突発的に企画計画して、汽車やバスで行った時には時刻表などを事前にしっかりと把握していなかったため、目的のイオンにはたどり着けず、駅の近くのイオンで過ごした時もあった。

メンバーがはぐれて、目的の帰りの汽車に乗り遅れて一本遅い汽車で帰るというハプニングもあった。

最初、上のお兄さんたちが猛烈に行きたがり、リードしていたが、小さい子はお小遣いが無く、お兄さんたちのしていることを観ているだけということもあった。

「みんなが気持ちよく過ごす為にどうしたらいいか。」

「お小遣いを持っていない人はどうやって過ごすのか、どうやって過ごしたいのか。」

子どものしたいって想いに先導されて、ここ最近鳥取に何回か遠足に来ている。子ども達は大部分の時間を楽しそうに過ごしているが、大人の目線で引っかかってしまうことがままある。

それは大人だけでなく、子ども達も数回遠足を繰り返すことで色々と感じることも出てきていることだろう。

その都度、色々な立場の人の声に耳を傾け、自分たちの行動を律していく。

決してワガママやりたい放題、ということはなく、他人の立場想いにもそれぞれが寄り添いながら個々の行動を律していく。

誰かが指示、命令してその様に行動するのではなく、それぞれが周りの環境を感じながら、自分はどのように振舞ったら良いのか、どのように振舞いたいのか、考え自ら判断を下していく。

ついつい大人の僕はすぐに良い悪いの判断を下してしまいそうになるが、いったん飲み込んでホントにそれが良いのか、悪いのか。誰にとって良いのか、悪いのかということを考えるようにしている。

「見られ方」というのも、大人も子どもも大いに意識するところではある。

このようにしたら、どのように見られるだろう。どのように思われるだろう。

常にその様なことも天秤にかけながら日々活動している。

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昨日は鳥取へ遠足へ行った。

年長男子チームはさとちゃんと「きみの名は。」の映画を鑑賞した後にイオンへ。

女子&Ktくんは僕と一緒にイオンへ。

昨日誕生日だったNrちゃんは嬉しそうにシール売り場へ行って、自分のお気に入りのシールを選び買い物していた。

他の女の子たちとしばらくシール交換などをして過ごした後、ゲームセンターで「あいかつ」をしたり、お菓子を取るゲームをしたりして過ごす。

11時には、「そろそろ布勢運動公園へ行ってボルダリングしようか。」(朝の時点で僕とKtくんが提案)ということになり移動。

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僕も初めてだったが、子どもの身軽さに脱帽。

特に新田でもするするっと木に登ったり、桁を行き来するKtくんはさすがの運動神経を披露。

女の子たちからも「Ktすごい~」と尊敬の的で、Ktくんもとても嬉しそうでした。

ボルダリングしたり、隣の体育館で鬼ごっこしたり、女の子たちはごっこ遊びをしたり。

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「雨も止んだし、アスレチックで遊ぼう」と移動。

寒かったが、子ども達は寒さも何のその、元気よく鬼ごっこしたり、ごっこ遊びして遊びました。

どうしても、大人の僕はゲームで楽しそうに遊んでいる子ども達を見るよりも、ボルダリングや公園などで元気よく子どもたちが遊んでいるのを見る方がホッと安心するところがあります。

でも、それは僕の1つの価値観でしかないのだと思っています。

ゲームをしているのも、ギターをしているのも本当は良い悪いの優劣なんて無いのではないでしょうか。

国語が大好きで本をたくさん読んでいるのと、美術が好きで絵をたくさん描いているのと、本当は優劣なんて無いはずです。

ゲームだけ何故かいつも特別扱いを受けます。「やりきったらいつか卒業するから。」など。

ギターを一生懸命していて「やりきったらいつか卒業するから。」とギターを卒業するのを待つ人はゲームの卒業を待つ人よりも少ないかと思います。

何でも向き合い方、付き合い方があるのかもしれませんが。

なかなか上手いこと子ども達(人と)関係を築いていくのは難しいことで、ここで僕自身とても訓練されています。

それは子ども達も同様なのだと思います。

他を思いやり、それぞれが自分らしく輝いていくために必要な事。

そんなことをここでみんなで極めていこうとしています。

とても有意義で特別でやりがいのある挑戦だと感じています。

1つ1つ積み重ねていくだけです。

どうぞ応援ください。