遊びを散りばめる
あんなところであの人があんなことを
あっちのグループではあんなことを
どの活動に自分自身の身を置こうか、自分の情動(快・不快)に従ってその日その時の自分の行動を決めていく。
人数って大事です。
土曜日(日曜日)クラスを5年前に始めた時は一番少ない時で子ども1人に対してスタッフが2名いて・・・なんて日もありました。
今では平日も土曜日もだいたい15名前後で1日を過ごすことが多いです。
すると数名のときと比べるとあちこちで色々な活動を見ることが出来ます。
自分が直接その活動に参加していなくても、横目で見たり、耳にその会話が聞こえてきたり、そんな風な関わりのあり方もあるかと思います。
4月から土曜日スタッフとして入ってくれているちゃっしーは「子どもたちとあんなこともしてみたい。こんなこともしてみたい。」と「遊び」に燃えています。
先日の土曜日も、ロープを持ってきてブランコを木にぶら下げて作ってみたり
ベーゴマを持ってきてみんなでベーゴマ回しに挑戦してみたり。
子どもたちは子どもたちで週に1回のこの時を「今日はこんなことをして過ごすんだ!」と胸に秘めてワクワクして登校してくれます。
胸に秘めて来たことを朝から没頭してする子もいれば、こう思っていたけれど、来てみたらこれをやってみたくなったと他の子の活動に触発されて参加することもあります。
「楽しい」「楽しむ」がキーワード
子どもも大人も動物脳(大脳辺縁系:感情を司る箇所)が「快」と思える行動を積み重ねていくことでセロトニン(幸福感・ゆったりとした感じ)の分泌を盛んにし、元気に自分の人生を生きていけるようになってきます。
「正しい」「間違っている」などの価値判断は人間脳(大脳新皮質:知性を司る箇所)を使うそうですが、その価値基準というのは時代によって変わったり、社会によって変わったりします。(例 日本の常識は世界の非常識 など)
けれど動物脳で感じる喜怒哀楽は時代・社会・宗教を超えていくものです。
(昨日の天野英昭さん(日本で初めての有給プレーリーダー)の講演より。まだ自分の中で消化しきれていない部分もありますが、子どもの「遊び」について「育ち」についてとても含蓄のある興味深いお話でした。日本で初めての羽根木プレーパークは来年で40歳になるそうです。)
人間脳をおろそかにしていいという話ではありませんが、今の時代動物脳をなかなか刺激する場が無いというようなお話の中、子どもたち(大人たち)の「楽しい」「面白そう」をキーワードに時間をたっぷり過ごせたらと思っています。
平日にスタッフプログラムで入ってくれているまさちゃんが土曜日のスタッフプログラムにも参加してくれました。
アイロンビーズは土曜日でも大人気!
イヤリングを作ったり、キーホルダーを作ったりしている姿が見られました。
平日クラスの子が土曜日クラスの子に教えていたり。
子ども同士の教え合いって見ていてキラキラしていますね。
平日「建築プロジェクト」メンバーでボチボチと取り組んでいる小屋&ウッドデッキ作りですが、土曜日にTくんも手伝ってくれてウッドデッキは完成しました。
表のウッドデッキを外して出来た材料と、余った材料とを使って4000円ほどで出来ました。
みんなでお弁当を持ち寄って、木漏れ日の下お弁当を食べました。
Tくんはウッドデッキを作り始めたら、「階段も必要だよね。階段を作ろう!」と気持ちが動いたみたいで、「どうやって作ろうか?」との僕の問いかけに「表にあるような感じの階段が良いんじゃない?丸太で足を作って・・・」と言って一緒に丸太を取りに行って階段作りの材料を調達に行きました。
あいにく、丸太をとってきたところでタイムアップになってしまいましたが、来週もしその階段作りの熱が冷めていなければ一緒に階段作りも出来ることでしょう。
川へ行ったり、ブランコしたり、ウッドデッキでご飯食べたり、アイロンビーズしたり、室内で友達とゲームしたり、ごっこ遊びしたり・・・
誰かに言われてするのではなくて、自分の感情に素直に従い行動すること、主体的であることの重要さを昨日の講演会でも再確認させてもらいました。
ここでスタッフとして何が出来るのか、仲間と子どもたちと一緒に「楽しい」をキーワードにこれからもやっていきます。
新田集落のみなさんと一緒に親水公園など施設周辺の草刈を行いました。
これから川シーズンですね。
潜って魚を捕まえたいです。
こうして新田のみなさんと一緒にあれるというのも嬉しいことです。
まだまだ出来ることチャレンジしていきたいことがたくさん
不求不急
遊悠不休
天野さんの本にサインしてもらいました。