平日クラスが始まって5年目に突入しました。
アメリカのサドベリーバレースクールの教育活動に共感し、ここ智頭町でそれをモデルにしたスクールをと日々活動しています。
「日本とアメリカは違うから。」「民主主義って日本に馴染むのかな?」「文化が違うから。」
なんて色々な事を言われますし耳にします。
確かにそういう側面もあるかと思いますし、アメリカのサドベリーバレースクールそのままをここで実践するのではなく、あくまでも参考にしながら、「今」「ここ」でどのような選択をしていくのが良いのか、身体感覚で感じ、その時その時のベストをみんなで考え選択しながら運営を継続していくことかなと考えています。
結果アメリカのサドベリーバレースクールとは違う形になる部分も大いにあるかと思いますし、その時その時の時代の変化(社会の変化、構成されるメンバーの変化)でスクールも変化していくものだと思います。
「保護者がどの程度スクールの運営に関わっていくか。」
というのはスクールスタート当初からたくさん検討してきた話題であります。
保護者とスクールの距離感はスクールの時代に応じて色々と変化してきました。
この度、スクール初の試みとしてスクール総会を開催します。
「お金(学費)に関すること」「開校日数に関すること」など保護者にも密接に関係することは「総会」という場を設けて全体の承認を得たうえで運営していこうという試みです。
総会の在り方とかは各スクールによって様々だと思いますが、今回新田サドベリースクールでも経験して今後に繋がっていけば良いなと思います。
今日がその本番ですが、金曜日までにスクール代表さん・スタッフで色々と準備してきました。
総会に先立ち、スクール集会で予算の事、開校日数のことについて、承認の場を設けました。
みんなが初めての試みでしたが、1つ1つみんなで経験を共有しながら場は作られていくんだなと改めて強く感じています。
1つ1つビジョンを持ちながら信念を持ちながら、自分たちの場を大切に育んでいけたらと思います。
今日の第1回目の総会でも色々な経験をすることになるかと思いますが、その1つ1つがみんなの糧になっていくことと思います。
ちょっとずつ ちょっとずつ
「みんなのスクール」
になっていくと良いなと思います。
通う生徒全員が幸せに。
通わせる保護者全員が幸せに。
働くスタッフ全員が幸せに。
教育はそれぞれの幸せに向かっていくための場であるべきなのではないでしょうか。
今日の総会楽しみです。
(早く無事に終わってホッとしたいです。)
どうぞよろしくお願いします。
(文 長谷洋介)