去年の夏頃、TWICEのMVを観ながらダンスの真似をしていたのがはじまりでした。
1日ひとり30分のパソコン使用時間を使って、ひたすらMVの再生→ダンス♪ダンス♪ダンス♪
固定メンバーが定まってきて、ダンスチームなるものができ、「ダンスを習いたいです」という議案が提出されたのが 冬。
各自メンバー担当を決めて、フォーメーションありのレッスンが始まっていき、曲のフリ入れも3曲目4曲目…とレパートリーは増えていきます。
SWICEなるチーム名を得て、衣装合わせをしてオリジナル動画が撮りたい!との声なんかも。
YouTubeでも、韓国番組を視聴している場面がよく見られるようになっていました。
そんなこんなで、昨年度末には韓国語習いたい!熱が最高潮になり、日がなネットサーフィンをしては韓国語レッスンをしてくれる先生を探す彼女たち。
なかなか苦戦したうえ、次に取った作戦は、サドベリーアカウントでFacebookから情報を求めることでした。
あれから、2ヶ月。
先月のことになりますが、とうとう韓国語体験レッスンを受けることが叶いました。
前日からそわそわワクワク。
当日は朝から今か今かと待ちわびる姿。
先生の車が見え、一同玄関を出てお出迎え。
緊張と期待とが入り混じった面持ちで、1時間の体験レッスンに勉強部屋へと入っていきました。
1年4ヶ月もの期間、ドキュメンタリー映画制作のため、新田サドベリースクールに撮影に入ってくれているあさちゃん。
レッスン中の彼女たちをレンズ越しに見ていたそのあさちゃんが、後からこんな事を聞かせてくれました。「こんな表情するんだ✧」「この子のこんな顔、はじめて見た✧」…と。とても魅力的な‘初めて’が、フィルムに収められたようです。(映像として眼にする日が楽しみ!)
レッスン後、ハンモックに揺られながら、お互いに韓国風のニックネームを考え合い談笑する彼女たちは、とても満足気で、今この瞬間を最大限に謳歌しているのが伝わってきました。
どうやらこれからまた少し進捗がありそうな話が聞こえてきています。
こんな風にやりたい!をカタチにしていく姿は、見ていて本当にワクワクします。
日々のなかに、生徒たちが創り出すイキイキとした空気を味わったときには嬉しさも感じます。
わたしたちスタッフは、彼・彼女たちが自らのタイミングでぐんとココロとカラダを伸ばしていくその時に寄り添い伴走し、日常にある活動の積み重ねをサポートしています。
文・スタッフ松本雅子
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新田サドベリースクールでは日々関わるスタッフのほか、技能スタッフとして生徒たちの特別活動をサポートくださる方を常時募集しております。
自薦他薦は問いません。子どもたちの活動にお力添えをくださいましたら大変嬉しいです。
現在、生徒たちからリクエストがあり絶賛募集中の技能スタッフは、ダンスティーチャー(主にK-POP)です。
※外部講師制度(技能スタッフ募集)について http://shindensudbury.org/外部講師制度
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