ある日、トランポリンの上でメンバーとおしゃべりをしていると、なんだか甘い香りがキッチンから漂ってきました。
「きっと〇〇ちゃんと◎◎ちゃんがクッキー焼いてるんだよ」「いつも2人でお菓子作ってるもんね」とのこと。
散歩から戻ってきたメンバーたちも加わり、ぽりぽりと手作りクッキーを食べながら遠足の計画などを話すのでした。
スクールには共同キッチンがあり、料理やお菓子作りができます。
冷蔵庫にある小麦粉や砂糖などの材料は、必要としたメンバーがスクール内に内容や金額をはかり、新サ会で承認を得て初めて調達することができるものです。
ルールを守れば、どのメンバーも自由に使えます。
午後の理科クラスが終わってから甘いものが食べたくて、初めてメンバーと一緒にクッキーを焼きました。
みんな慣れっこなので、私は後ろから見てるだけ。
キッチンでわいわい賑やかに作業しているだけに見えても、上手く役割分担したり、不慣れな子も参加できるようひそかに誰かが手助けしていたり、なんとも濃ゆくて面白い空間です。(焼く前の生地をつまみ食いしようとして止められている瞬間も見逃しませんでしたよ)
作業に参加していない子は、「次は自分が焼いて分けるので、今回は1枚だけでもくれないでしょうか…」と交渉を始め、なんだか上手く成立した模様。クッキー1枚からこんなにストーリーが広がる様子を見るのは初めてです…。
クッキー記念日◎綺麗に焼けたハート型のクッキーは、今でもスマートフォンの写真フォルダにしっかりと残っています。
なんとここから、わらび餅、マフィン、うどん、などなど2ヶ月間でさまざまなラインナップに出会えます。またまんがでお伝えしますね^^
スタッフ 田切