月曜日に智頭消防署の消防士さんに講師になっていただき総合訓練(避難・通報・消火)を行いました。
毎年年度の初めに行っている訓練ですが、今年度はコロナの関係で職員さんによる訓練指導が自粛されていてこの時期になりました。
なるべく簡素化して行うということになっているようで、毎年行っていた煙体験は無しになりました。
朝10時になったら台所から出火し、唯ちゃんの「火事だ!みんな慌てず外に出て!」の第一声から、みんなで建物の外の駐車場まで避難しました。
さっと、素早く避難が完了し、人数確認の後の「119番」通報も手早く行えました。
(電波状態が悪く、途中1回途切れてしまいましたが。)
避難訓練の後は、水消火器を使っての消火訓練。
消火器の説明を受けて、実際に自分たちで触って操作してという練習も行いました。
普段使う機会が無いに越したことはありませんが、体験したことがあるか無いかというところは違いとして生じてくるような気はしています。
小学校低学年の子は危ないからと署長さんは言っておられましたが、お願いしてその場で操作だけ(持って移動はなし)させていただきました。
練習の後も署長さんから「でも、もしみんなのお家で火事になったら、自分で消そうとせずにまずお父さん・お母さんに報せに行って!ここだったら先生に報せに行って!」というお話や「消そうとせずにまず逃げて!燃えた家は建てることは出来るけれど、命は1つしかないから。」といったお話もしてもらいました。
「普段の訓練や備えが大事」
「僕たち(消防士)がいなくても自分たちでも訓練は出来るからね。」
と言っておられましたが、「本物」に来ていただいて一緒に経験することであったり、お話を聞くのはやっぱり伝わるものが違うなと感じました。
消防士さんのお話もみんな真剣に聞いていて、「質問も3つだけ答えますので、何かありますか?」との問いにたくさんの手が挙がりました。
「消火器の中身の成分はなんですか?」
「消防士さんの来ている服の素材は何で出来ていますか?」
など消防士さんも「難しいことを聞くね~。」と感心した様子でした。
窓や扉も多く、避難しやすい建物だったり、周りは開けた空間が広がっていたりと割と安全な立地だと思いますが、いざといったときにスムーズに避難出来るようにみんなで気を付け合って過ごしたいと思います。
良い時間になりました。
智頭消防署のみなさま、どうもありがとうございました。
最近のお昼のおかずやおやつはアジの干物です。
炭で炙って食べると超絶美味です。
サドベリーでもアジを釣ってきて量産したら良いなぁと思います。
子ども達も「美味しい!美味しい!」と言って食べています。
手作りの食べ物はなんだかお腹も心も満たされますね。
文:スタッフ 長谷洋介