新田サドベリースクールを舞台にした映画「屋根の上に吹く風は」の東京上映が始まりました。
地元鳥取県でも映画を届けたい!と10月24日(日)に県民ふれあい会館のホールにて上映を計画しています。
上映に際して生徒有志でもお菓子(スコーン・クッキー・マフィン)を作って販売しイベントを盛り上げようと(たくさん儲けようと?)、レシピを色々調べたり、どれくらい作って販売するか計画を立てたり、話し合いを重ねては準備を進めています。
上映の数日前から近所の人形浄瑠璃の館を借りてお菓子の制作に励む予定の様です。
映画の作中でもスクールにお金を借りてカフェをする!というシーンが出てきましたが、今回もスクールにお金を借りてお菓子の販売を計画しています。(映画のシーンではスクールから300円借りて・・・でしたが、今回は18,000円借りてそれを元手にお菓子をたくさん作る計画の様です。)
映画上映のイベントもどのようなイベントであったら良いか、生徒有志と話し合いを重ねてきました。
申し込みフォームはKくんが制作してくれたり、広報はどうしたら良いのかな?どのようにしたら多くの人に情報が届くだろうか?どんなチラシが良いのかな?誰に招待状を送ったら良いのだろうか?新聞折り込み?メディア出演?プレスリリース?どこにポスターを貼ってもらおう?当日は託児があったら良いのかな?後援依頼?
たくさん、たくさん話し合いついに上映当日の日が見えてきました。
新しくメンバーになった人はまだ映画を見ていない人もいます。
新メンバーの人にも、県民の皆さんにも、多くの人に見てもらえたら嬉しいなと思っています。
学校って何?
学校以外の学びの場って?
教育って?
色々な「?」を多くの人と共有し、語り合い、より良い社会(環境)の創出を共に目指していけたら嬉しいなと思います。
サドベリースクールをもっと知って欲しい、認めて欲しい、という思いはもちろん持ちつつも、多様な学びの場が広がっていくことによって、救われる子どもたち、保護者の皆さん、もしかしたら教育関係者もあるかと思っています。
みんながもっと居心地良く、そして楽に生きていける社会になっていったら良いなと思います。
この映画が、そして新田サドベリースクールがそんな社会を目指していく上での一助になれればこれだけ嬉しいことはありません。
文:スタッフ 長谷洋介