スクールドッグ体験

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Eくんのお家は「動物介在教育」の活動をしています。

「サドベリースクールでも体験してみませんか?」と提案をいただき、新サ会で検討する機会がありました。

そしてとりあえずやってみないと感じも分からないからと、体験をしてみることになりました。

そして昨日がその第一回目の体験でした。

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最初はEくんのお父さんが説明をしてくれました。

「まだ1歳だから腕白であること。」「でも、絶対に噛まないし、吠えないから安心して欲しい。」「体験の前後では手洗いをすること。」などなど体験前に共有しました。

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犬のAくんは子どもがたくさんで大喜び。いつもよりもテンションが高めでスタートしました。

「犬は人間の言葉を200言語くらい認識することが出来ること。」「人間に怒られたことはあまり覚えていないけれど、褒められたことは良く覚えているし、褒められると喜ぶよ。」なんて教わり、早速「sit(おすわり)」「down(伏せ)」「お手」「おかわり」などの指示を出して、それが上手に出来たら褒めておやつを与えるという交流をしました。

最初はお互いにぎこちなく、犬のAくんも少し戸惑ったり、興奮したりといった様子でしたが、段々とお互いのことを知り合う中で、上手に指示が通ったり、気持ちが通じ合ったような経験をすることが出来ました。

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家で犬を飼っている(飼っていた)子達も多く、みんな慣れた様子で交流していました。

あっという間の90分間の体験でしたが、徐々に場所に慣れたり、人に慣れたりしてお互いを知り合い、段々と一緒に出来ることを増やして行けたら楽しいね!という話になりました。

今回は大型犬と触れ合う体験でしたが、動物との触れ合いってやっぱり面白いですね。

もっと自分事になっていったら見えてくる景色も変わってくるのでしょう。

それにしても、サドベリーに通う家庭の皆さんはこうして大型犬を飼って動物介在事業をしていたり、馬を飼って馬耕をしていたり、本当に素敵な家庭が多く、多くの刺激と気付きをいつもいただいています。

スクールの活動として頻繁にそのような場があるわけでは必ずしも無いですが、色々なきっかけをいただけて有り難いなと感じます。

今日の朝の会で、「次回もまた月曜日の同じ時間に体験したい!」となりました。

スクールドッグ活動があったり、図書館があったり、なんだかちょっと変化を感じる今日この頃です。

文:スタッフ 長谷洋介