私たちの活動は基本的に新田にあるロッジを中心に行っています。
たまに外部から講師が来たり、外に遠足に行ったりもします。
基本的に全ての活動は新サ会(スクールミーティング)にて話し合い、計画されます。
最近で言うと「お泊り」が計画されたり、「スケート遠足」について話し合われていたりします。
4月から新しくメンバーになったKsくんは何事にもちょっと慎重でした。
どこかに遠足に行く!となっても「僕はいいや。その日は休むから(遠慮なく)遠足に行ってきて!」というような事が常でした。
この度もTくんが「スケート遠足に行こうと思うんだけど、一緒に行く人」と声をかけて回っていました。Ksくんはいつもの様に「うーん。行かないかな。」と断っていましたが、「えー行こうよ!」と何人かがKsくんを誘うと「うーん。じゃあ行ってみようかな!」と決心した様でした。
ちょっとしたことかもしれませんが、そういった瞬間に立ち会える程嬉しいことはありません。もしかしたら周りからしてみたら、スケート遠足に行く・行かないは小さなことかもしれませんが、Ksくんからしてみたら大きな1歩だった様に思います。
今まで遠慮していたこと、今まで控えていたこと、今まで敬遠していたこと、などをちょっとやってみようかなと挑戦すること。
やってみて初めて分かることや感じることもあるはずです。
全てにおいて挑戦する事が是では無いかもしれませんが、Ksくん含めてみんなでスケート遠足に行けるのが楽しみです。
去年度はコロナで終始閉園していたスケート場が今年度は開園する様です。
その他にも、外部から「新田サドベリースクールでこんな活動がしてみたいのですが」という問い合わせもたまにあります。
そういった問い合わせに対して、スクールで検討をして活動が成立したりすることもあります。
そんなことで最近は、スクールドッグの活動が展開されたり
今度は手品や占いをする人がスクールを訪問予定だったり、近所のかたつむり助産院から助産師さんが来て性教育講演会をしてくれたり
とそんな活動も今後計画されています。
自然な学びや遊びがそこかしこにあると面白いですね。
最近は雪がちらつく日も出てきました。
大活躍だったトランポリンは「雪が降ったら、バネが伸びてしまうのでしまおう!」とTくんが率先してしまっていました。
KhちゃんとHちゃんがこの前の風で大量に落ちてきた杉葉を拾うのを手伝ってくれました。
寒さが本格的になってきました。
ロッジの前に積んでいる薪が段々と少なくなっていきますが、これが全部無くなる頃には春の訪れがあります。
僕は寒さからか、老いからか、腰が痛くなりました。
みなさまご自愛ください。
文:スタッフ 長谷洋介