毎年恒例になっているお魚教室を今年も開催いたしました。
毎度おなじみ、山陰旋網漁業組合の井本さんが講師となってくださり、鮮魚を携えてやってきてくださいました。
例年、お魚を調理してお昼に一緒に食べるというお魚教室、魚食離れが進んでいる日本社会において魚食を推進しよう!という狙いがあるみたいです。
サドベリーの生徒たちは、毎年この日を楽しみにしていて、自分たちで捌いたお魚を美味しくいただいています。
今年は
・タイ・マグロの刺身
・マグロの竜田揚げ
・マグロの漬け
・アジのみりん干し
・タイの兜焼き
に挑戦しました。
慣れた子どもたちは自信を持って包丁を走らせいきます。
初めての子や慣れていない子は恐る恐るだったり、周りに聞いたりしながら
アジを腹開きして、みりんに漬けて、ネットに干していきます。
「アジを捌くのも大きなタイを捌くのも基本同じだよ」と先生の話を聞きながら、大きなタイを捌いていくのを見学する子どもたちの姿。
中から、内臓が出てきたりして「うえぇ、えぐい!気持ち悪い!」なんて声もあがったりしましたが、講師の先生は淡々と、これが心臓でね・・・これが肝臓で・・・と教えてくれながら捌いて見せてくれました。
普段私たちが食べているお魚もお肉も元々は生きている命をいただいているのだという実感を持ちながらお昼ご飯にはみんなで手を合わせて「いただきます」しました。
今年も大ご馳走!
タイのあらは、汁にしようかぁという話もありましたが、焚火をして焼いて食べることに。
ワイルドに塩をふって、シンプルに味わいました。
みんなで「旨い!旨い!」言いながら食べました。
コロナで色々な機会が奪われているなと感じることもある昨今ですが、屋外で仲間と、自分たちで捌いて、美味しく、楽しくいただくという特別な時間を持つことが出来ました!
色々トレードオフですね。
何をとって、何をとらないか。
日々日々みんなで、自分で考える日々です。
最高の1日でした。
途中のラジオ出演では、Sくんが果敢にMCの人とお話する場面にみんなでSくんの勇気と変化に感心したり、
インターンシップに参加のダニエルさんがいることによってENGLISHな空間が出来上がったり、英語でキノコ教室が始まったり。
多様な人と人との関わり合いの中で、人は磨かれていくものかもしれませんね。
今年度は、なんと秋も開催してくださる事になりそうです。
文:スタッフ 長谷洋介