周りの山々が色付き始めて秋を感じる今日この頃です。
僕自身は季節を感じながら生きていけたら良いなと思いながら、そんな事を口にすると時に「そんな贅沢な・・・」と言われた事もあります。
でも僕の中ではそれは大事な部分で、今サドベリーで季節を感じながらあれているのはとても有難いです。
秋は「食欲の秋」とか「読書の秋」とか「スポーツの秋」とか色々な形で形容されます。何かをするのにはちょうど良い気候ということもあるのでしょうか?
サドベリーではスクールの横の大きな栗の木が毎年沢山の実を落とし、それを焼き栗にしたり、今年は焼き芋がちょっとしたブームで、家で採れたもののお裾分けがあったり、直売所でちょっと買ったりと、何回か焼き芋を行っています。
ファイヤーサークルで落ち葉を拾い集めながら、火を起こし、冬用の暖の為に確保している薪をちょっと使ったり・・・。
原始的な遊びは楽しかったりしますね。
燃料はその辺にたくさん落ちていて、それらで熱を起こして素材を調理する。
本能的に訴えてくるものもあるのでしょう。
そして何より、そうして調理したものは美味い!
友達と食べるとなお美味い!
そして屋外で食べるとより美味い!
と思うのは僕だけではないはずです。
最近はスクールの周りに野いちごが繁茂しています。
朝来てすぐにボールを片手に野いちご摘みに出かける姿がありました。
せっせと摘んでジャムにするのだそうです。
そういえば去年もジャムを作っていて、少し味見させてもらったのを覚えています。
季節季節の「遊び」がありますね。
季節感を身体全体で感じるというのはもしかしたら贅沢なのかもしれません。
文:スタッフ 長谷洋介