「もっと○○だったら良いのに(面白いのに)!」
って思う事があります。
大人が勝手に思う事なのかなって思いましたが、ちょっと考えてみたら、これはきっと大人も子どもも関係なくそれぞれ思うことなんだろうなと思いました。
ずっとここに居ないで、もっと外にも出かけてみたいなぁ(みたらいいのになぁ)って思ったりしているときに、そんな話をよくスクールでします。
それで
「よし!スキーに行こう!」
「よし!スケートに行こう!」
って話が盛り上がるときもありますが、盛り上がらずに立ち消えてしまうこともあります。
「他の学校、他のサドベリースクールにも行って交流したいなぁ」と思って話をしていた時期に、その時はあまり話が盛り上がらずに(生徒たちで話に乗ってくる子たちがいなくて)、「行きたいと思う人で行けたら良いのになぁ。行きたいなぁ。」と思っていました。
(過去には2回「まっくろくろすけ」へ交流へお邪魔させてもらったことがあります。)
結局生徒で話に乗ってくる子がいなかったので、その時話をしていた僕とさとちゃんで休みがちょうど重なった昨日に見学に行くことになりました。
東京からいつも取材に来てくれているあさちゃんも同行することになり結果3人で行ってきました。
20年前に誕生したこのスクールには前からとても興味があってホームページやFBを見ながら色々と想像を膨らませていました。
HP→西宮サドベリースクール
普段の西宮サドベリーの様子などはHPやFBで垣間見ることが出来ます。
外のスクールに触れて、そこのスタッフさんと交流できて、良い時間になりました。
雰囲気は同じサドベリーで似たところはありつつも、予算では新田でいう「活動費」のところを300万円計上していて、生徒たちが自由にプロジェクトを提案しては実現している様子が伺えたのが印象に残っています。
学費は年間42万円(3万5000円/月)ですが、月々3万5000円のプロジェクト費を申請して高知・徳島でプロサーファーになるために毎日練習している生徒がいたり、コーヒーコーディネーターの講習を受けるためにプロジェクトを申請している生徒がいたりと、そんな風に個人がしたいと思う活動に関してどんどんチャレンジしている様子もうかがえました。
在籍する生徒曰く「みんな全然プロジェクトとか申請せんけど」とも言っていましたが、やりたいと思ったときにどんどんそれが実現できるといった環境を新田でももっともっと磨き上げていかないとなと刺激を受けました。
新田は山の中、西宮は街の中、と環境はとても違いそこも面白いなと感じましたが、スタッフの子どもに対する姿勢は変わらずで意見交換する中で参考になる部分もたくさんありました。
実際に顔を見て交流するのは良いことですね。実際にスクールの雰囲気に触れないと感じれないものもたくさんあるかと思います。
行けて良かったです。
西宮サドベリースクールのみなさんも受け入れてくださりありがとうございました。
20年の重みってすごいですね。
積み重ねてきたものを感じます。
継続は力なり。
また今日からも新田でメンバーと共にやっていこうとエネルギーをもらいました。
(文 長谷洋介)