育休

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「育休(いくきゅう)」

なんて優雅で良い響きでしょう

この度人生で初めて育休(計10日間)を取得しました。

今まで「育休」といったら女性の公務員の人が出産育児出産育児と何年も育休をとって・・・というようなイメージが強く、公務員っていいなーなんて風にも感じていたのは正直な気持ちです。

この度、コロナの事もあり、我が家の出産に際して東京に住む母に応援を頼みにくい状況であったり、コロナの件でサドベリーに入学を考えていた家庭が数組入学を見合わせたりで予算状況が厳しかったりということもあって、育児休業を申請して、僕の分の人件費を少しでも節約出来たらという想いも手伝い、育休をスクールに申請してみました。

そんなこんなで、育休申請にあたり、鳥取労働局に問い合わせしてみたところ

「両立支援等助成金というのがあるのをご存じですか?」と聞かれた。

よくよく聞いてみると「育児休業を従業員が取得することに対して支給される助成金(67万円)」と「事業体が育児目的休暇の導入・利用をすることによって支給される助成金(28.5万円)」というものがあるということを知った。

スクールでこの情報を共有すると、メンバー全員俄然「洋ちゃん!育休頑張って!」とスクール全体が僕の育休取得(というよりも育休取得にあたっての助成金の取得)を応援してくれるムードに。

ちょうど時を同じくしてスクールに関わりたいと申し出てくれる大人(いもっち)の加入(サポーターとして)も相まって、めでたく僕は育児休業(5日間)と育児目的休暇(5日間)を取得し、家事育児に専念させてもらうことが出来ました。

これを機に育児・介護休業法などに触れる機会もあり、従業員が育児・介護などをしやすい様に法律が制定されているということを細かく知ることが出来ましたし、同時に日本国で男性従業員の育児取得率が7%台であることも知りました。

育児というのはどうしてもお母さんに多くを任せて・・・というのがまだまだ日本では一般的な風土なのかもしれませんが、人生の子育ての中で今この時しかない時間を夫婦で共に過ごしていくことの尊さを改めて認識する10日間に僕はなりましたし、もっともっと日本でも余裕を持ってお母さんもお父さんも家事育児に携われる環境が普及していったら良いなと強く思いました。

その為に厚生労働省も上述のような助成金を創設して、事業体に育休に対して周知し、普及しようとしているのだろうと思います。

一律のライフスタイルを良しと押し付けることは乱暴かもしれませんが、それでも、「余裕・ゆとり」というのは大事なキーワードなんだろうとは思います。

この度、僕の育休取得を支えてくださった皆様には感謝ですし、これから助成金申請をしていくことになりますが、ぬかりなくしっかりと申請し、助成金もいただきたいと思っています。

僕が休みの間に唯ちゃんはじめ、サポーターのみなさま、そして生徒の皆様にはお世話になりました。

どうもありがとうございました。

その期間の唯ちゃんの撮った写真を眺めては、僕が現場から離れることによって、生徒は多様な人と触れ合う機会も出来、それはそれで有意義なことなのだろうとも同時に感じました。

もっともっとスクールを盛り上げて、生徒やスタッフなど関係人口を増やしていけたら刺激的だろうなと改めて感じました。

これからも1日1日大事に紡いでいきたいなと思います。

どうぞよろしくお願いします。

文:スタッフ 長谷洋介

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