卒業生(OBOG)の話を聞く会

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先日9月10日(土)に卒業生(OBOG)の話を聞く会を開催しました。

去年度から予定に入れていたイベントで、3人の先輩に話をしてもらいました。

3人ともスクール創成期のメンバーです。

ひなたくんは本当の初期の土曜日・日曜日クラスの頃からのメンバーで2年目に平日も毎日開校しよう!となったときには1番に入学申し込み書を書いてくれました。4年生から5年半ほど在籍してくれて、中3の時に東京都立の高校を受験、今は高校3年生で翌年からは美大の建築学科への進学を目指して今準備しているとのことでした。

唯ちゃんは、平日クラスを創設したスクール2年目にメンバーとして加入してくれて、家庭の事情で大阪へ引っ越すまでの1年半の間在籍してくれていました。大阪に出て3年後、18歳になったときに新田サドベリースクールのスタッフとして立候補してくれて、スタッフとなり今年で3年目です。

がじゅくんは、週末の土曜日クラスの一員として参加してくれていて、平日クラスが始まって1年したときに平日クラスに入学してくれました。土曜日クラスで1年、平日クラスに3年在籍してくれて、中学校には鳥取市にある中高一貫校に進学し、今は高校1年生で、生徒会長となり活躍しているそうです。

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この日は、オープンデーとして現役生だけでなくOBOGとその家族にも声をかけて希望者にスクールに来てもらい、お話を聞いたり、午後は自由に過ごしてもらったりとしました。

普段スクールにやってくる子どもたち以外にも何人か久しぶりの顔も見れたりして、とても懐かしく、そして賑やかな時間を過ごすことが出来ました。

当時の話を聞かせてもらったり、今からふり返ってみて新田サドベリースクールとは何だったのか?であったり、ゲームや勉強に対する思いであったり、色々な話を臨場感を持ってお話してくれました。

生徒のみんなも、そして保護者のみなさんも、すごく親近感を感じながら話に耳を傾けている様に感じました。

1人ひとりの話を聞く前半の部と、全体での質疑応答の後半の部と計2時間くらいの設定でしたが、子どもたちも飽きることなく、真剣に話を聞いている姿が印象的でした。

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スクールを巣立って4年程度、人はここまで成長するんだなぁと3人の話を聞きながら感動しました。
3人ともどこからか借りてきたような言葉ではなく、自分の心の芯のところから出てくる言葉で、参加者に向けて話をしてくれました。
特にひなたくんやがじゅくんはオンラインでの参加で会場の雰囲気など伝わりにくかったところもあるでしょうが、とても上手にそして胸を打つ話でした。

miteneb4398918-8fb5-4ed1-9646-d4f7f01e00d1今まではなかなか「卒業後の進路」についての話は他校の事例であったり、アメリカの事例だったりと、そんなところでしか語ることが出来ませんでしたが、段々と新田サドベリースクールを巣立っていった先輩たちの話を直に聞いたりすることが出来るようになってきました。

2階席にも人が入るくらいの盛況ぶり。

関係者のみのクローズドな会でしたが、この日の卒業生の話の様子をYoutubeでアップしていこうと思っています。

がじゅくん(⇨20221008 upload)

「自分が自分であれる場所」

「自分は自分で良いんだと思える場所」

対人関係においても、過度に他者に反応することなく、私は私、この人はこの人と客観的に捉える様子が3人から感じることが出来ました。3人とも自分に自信を持ち、「楽しい」「やってみたい」と思える好奇心を大事に生きている様子でした。

またこの日の動画の公開を今しばらくお待ちください。

文:スタッフ 長谷洋介