サドベリーを毎日するようになって半年、まだまだ周りの認知が進んでいるわけではない。
周りへの認知は急がずに、ちょっとずつちょっとずつ、足元、身近な存在を大切にしながら徐々に広がっていけばいいなとは思っている。
ただ、「自由奔放なんでしょ。」「遊んでばかりいるんでしょ。」とよく間接的にそんな声が聞こえてきそうだが、そんなこともない。
必要に応じて関係するみんな(スタッフ・子ども)で話し合いの場を持ちそれぞれが気持ちよく過ごせる環境を整えていく。
1人の「自由」が、その他の「不自由」となっている場合、それは本当の「自由」とは言えない。
今朝も「朝の会」でみんなとの話し合いの場でMkちゃんが最近感じていることを口にしだした。
「みんなが気持ちよく過ごせるように、サドベリーのルールというものを紙に書いてみんなでそのルールを守るというのはどうでしょうか?例えば私は話し合いの場でダラダラするのがすごく嫌です。・・・・」
などなど。
前日が保護者会だったこともあり、スタッフが保護者会の様子を伝えたり、みんながみんなの言葉に耳を傾け、自分の意見があるときは挙手して発言していく。
いつになく真剣な雰囲気で30分くらいだろうか、みんなが集中してあーだこーだ話し合った。
ルールをみんなで話合っているときにHtくんが「それはルールじゃなくて、一人ひとりが気をつけたら良いことなんじゃないの?」と意見を表明。
その「ルール」と「一人ひとりが気を付けること」の線引きがどこなんだろうって、みんなで話し合った結果、ルールというのは割とみんなで守っていくべきもので、破った人には何らかの罰則があってもいいんじゃないか、気を付けることはもうちょっとゆるく、罰則は設けない感じで良いんじゃないか。という風になった。
まっちゃんが、「いずれ罰則というものは無くなっていった方が良いと思う。でも最初は必要ならみんなでその罰を考えていきましょう。」と発言。
結局今日みんなで決めた「ルール」は2つ(先々週決めたルールが1つ)
・話し合いはしっかりと参加すること。
・朝・昼・夕の掃除はその日の当番がしっかりすること。
・その日のサドベリーが終わるまで買い食い禁止。(先々週)
そしてこのルールを破った人は1人で朝か夕の掃除を担当することに。
そして「気を付けること」としては
・あいさつ・へんじ・くつそろえ
という風になりました。
まずみんなで決めた約束事。
みんなでしっかりと守って居心地の良い環境になっていったら良いなと思います。
昨日の給食
Htくん・Mkちゃん・Snくんなど年長者が率先して給食係りのひろちゃんを手伝ってくれて、とても美味しいお魚料理でした。
ホントに頼もしい、生きる力のある子どもたちです。
今日の給食のお皿には野花が飾られていました。
Htくんのアイディア。
素敵でした。
みんなで手紙も書いて送付しました。
個性豊かな手紙たちで嬉しくなりました。
冬野菜も植えています。
ハクサイ・大根・ニンジン・ゴボウ・小松菜・ほうれん草・・・
こちらも楽しみです。
子どもたちは本当に自信たっぷりに、イキイキと毎日過ごしています。
今日も基地作りをしているのかなぁと思いきや、途中から服を脱ぎだして川遊びをしていました。
結構肌寒い季節になってきたというのに、元気モリモリです。
通ってきている子どもたちは本当に本当に自分を解放し、キラキラした目で時間を過ごしています。
僕にはまずそれがかけがえのないもののように感じています。
まだまだ始まったばかり、これからですが、良い半年間、良いスタートなんじゃないかなと感じています。